鬼の橋

大人への橋を渡ってゆく少年の成長を描く

この世と地獄を往き来したと伝えられる平安初期の文人、小野篁の少年時代を主人公に、思春期の少年の揺れ動く心情が、勢いある筆づかいで力強く、さわやかに描かれます。「元服」という人生における大きな節目を苦しみながらもこえてゆく篁の姿は、現代に生きる子どもたちにも通じ、多くの読者の共感をよぶでしょう。作者が生まれ育った京都の四季や情景も、作品のなかに巧みに織り込まれ、物語にふくらみと陰影を与えています。

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  • 自分で読むなら
    小学高学年から
¥1,540(税込)
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基本情報

カテゴリ
読みもの
ページ数
344ページ
サイズ
21×16cm
初版年月日
1998年10月15日
ISBN
978-4-8340-1571-3
テーマ
小学中学年からの読みもの/鬼の本/【6年生・学校図書】 国語教科書採用R2

みんなの感想(1件)

伊藤遊さんの和風ファンタジーの世界、面白くて一晩で読んでしまいました。主人公の成長の過程が見事に描かれています。

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