子供の頃から星野さんの話を母から聞いて育ちました。そしてこの間、新潟県の栃尾美術館での星野さんの写真展へ母を連れて行ったとき、この本に出会いました。沢山の星野さんの本の中から、この本のカラーのページと読みやすそうな文の大きさに、この本に決めました。いつも仕事の休憩時間10分間で少しずつ読むのですが、どんなにストレスがある一日でも、この本のおかげで10分間のアラスカの旅に出かけることができます。母が自分と同い年のときに星野さんのファンになりました。それもとても嬉しく、不思議な気持ちにもなります。できれば彼が生きているときに、会ってお話を聞きたかったなと思います。本を読み、アラスカの大地を踏みたくなったので、来週アラスカへ旅立ちます!ステキな本をありがとうございます。
基本情報
- カテゴリ
- 読みもの
- ページ数
- 336ページ
- サイズ
- 19×13cm
- 初版年月日
- 1995年05月20日
- シリーズ
- 福音館の単行本
- ISBN
- 978-4-8340-1289-7
- テーマ
- 【読み物】社会派+紀行系/星野道夫さんと大竹英洋さんの本
みんなの感想(5件)
本はゆっくり読みたいと、今日は写真展に足を運び求めました本書。星野さんの写真は魂が入っているというか、写真の前に立つと、その世界に私自身が身を置いたごとく感じられ、自然は何と人の心を大きくやさしく包んでくれるのかと、もっと自然を大切に人を大切にと思わずにはいられません。
星野道夫さんは、自分が一番尊敬する写真家です。自分も彼と同じようにアラスカに興味がありましたので、読めてよかったです。
また、この本と出会うことが出来て、とても「幸せ」です。星野道夫さんの本や写真集は残すべき作品であって、決してなくしてはなりません。何十年も本を読んできましたが「星野道夫さん」以外に一生心に残るような本に出会ったことはありません。
ふと気になってこの本を手にしたその瞬間から、私と星野道夫さんとの接点が、素敵な接点が生まれたような気がしています。違う世界で生きている人々。今こうしている間にどこかの国のどこかの村ではさまざまな人が、多様の生活をしている。笑ったり泣いたり。私たちが知らない素敵な秘密をどこかの誰かは知っているかもしれません。星野さんはそうした地球の素敵な秘密といくつも出会ったのだと思います。一ヶ月もの間、たった一人でアラスカ北極圏に入るその精神力のタフさに驚かされると同時に、その先に見えたオーロラの輝きの素晴らしさ、太古の氷河が眠るグレイシャーベイの氷の国、いくつもの雄大な景色、そして多くの人々との出会いの話を、まるで少年のような好奇心と感受性で話して聞かせてくれる星野さんは、なんて素敵なひとなんだろう!。日常のあわただしい繰り返しの中で忘れてしまいそうな大事な、あたりまえなことをたくさんもらったような気がします!この本で一緒にアラスカへ行きましょう。
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