クマよ

ぐいぐいと草をかきわけて進むクマ。風のわたる草原で遊ぶ親子のクマ。どんどん川をのぼってくるサケをつかまえるクマ。今この瞬間も、遥かな北の大地で、クマが生命のいとなみを続けています。アラスカを歩き、クマを見つめ、クマに見つめられてきた星野道夫氏が子どもたちに贈るメッセージ。96年に亡くなった星野氏の『アラスカたんけん記』『森へ』(共にたくさんのふしぎ傑作集)に続く最後の写真絵本です。

  • 読んであげるなら
  • 自分で読むなら
    小学中学年から
¥1,430(税込)
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基本情報

カテゴリ
かがく・図鑑
ページ数
40ページ
サイズ
26×20cm
初版年月日
1999年10月31日
ISBN
978-4-8340-1638-3
テーマ
たくさんのふしぎ傑作集/クマの本/星野道夫さんと大竹英洋さんの本

みんなの感想(3件)

星野道夫の作品、彼のアラスカ時代より、ずっと見ていた。ぜひ、娘と孫に読みついでほしい。

がんばっている友だち2人におくりました。闘病に、仕事に。がんばって、なんていえないほどがんばってるひとに思いをはせてるとき、この本がうかびます。

クマ好きにはたまらない!などと浮かれることができないくらい、心のこもった写真絵本です。 すでに亡くなっていた星野道夫さんの写真と遺稿がもとになっています。 星野さんの熊に対する想い。愛情などというよりももっと厳しい、絶対的な距離を前提にした友情や憧れのようなものが滲み出ている。 つくりだされた野生ではない、真実の動物と人の姿を見ることが出来ます。 氷上を歩く4つの点のような熊を上空から捉えた写真と、そこに添えられた言葉が一番衝撃的でした。 「気がついたんだ おれたちに 同じ時間が 流れていることに」

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