「見知らぬ友」が特に印象に残った。最後のどんでん返しが、面白い。つまり最後の最後まで主人公は見知らぬ友に助けられたってこと。それが見知らぬ友の本意ではなかったにせよ。他には「ヴェネツィア」 「クラス一の美少女」も心に残った。何だか本当にありそうな話で、展開にひきこまれた。この3つの話は、いずれも時間の経過が物語の展開の鍵になっているなあと思った。還暦をむかえ、時のうつろいを意識する世代だからそう思うのか。興味や関心があることは、福音館といえば「こどものとも」。私は563号の「くものすおやぶんとりものちょう」が大好きで、その文体も細かな絵も(虫やら歌舞伎舞台風の家屋)超お気に入りです。ハードカバーももってます。売れるかどうかは?ですが、日本の神話や古典の子ども向け本できちんとした絵のものがあれば、子どもたちに紹介しますね。
基本情報
- カテゴリ
- 読みもの
- ページ数
- 152ページ
- サイズ
- 19×14cm
- 初版年月日
- 2021年02月15日
- シリーズ
- 世界傑作童話
- ISBN
- 978-4-8340-8468-9
- テーマ
- 【読み物】社会派+紀行系
みんなの感想(3件)
はじめてアルゼンチンの児童文学をみたが、なかなか面白い。今後もこういうものをどんどん出してほしい。
「クラス一の美少女」という話が特に印象深く、何とも言えない気分になった。
※いただいた感想は編集を加えたうえで、弊社宣伝物に使用させていただくことがございます。また、本サイトのより良い運営を妨げると判断した感想は、予告なく削除する場合がございます。ご了承ください。
※ご意見・ご感想への返信はいたしておりません。ご質問・お問い合わせについてはこちらをご参照ください。
※ご登録いただいたメールアドレスは、レビューに関する弊社からの問い合わせや連絡等の目的以外には使用しません。