市場へ花売りに出かけた父親に忘れ物を届けるために、ひとり船を漕いで運河を市場へむかうピーテル、ところが道中で思わぬハプニングが起き…はらはらさせつつも、ああよかった、とにっこりほっと胸をなでおろして終えられるお話の展開は作者らしく、やさしく繊細な色づかいでていねいに描かれた絵も物語によく似合っている。
ピーテル、はないちばへ
男の子ピーテルが、家族とともに運河沿いに住んでいます。今日は、父さんが育てた花を町の花市場に売りにいく日です。「あら! たいへん! 父さんがおつりのお金を忘れたわ! 」父さんが出かけた後、母さんは声をあげました。「ぼくが届けるよ」と、ピーテルはいいました。「花市場までは遠いわ。ピーテルひとりでボートをこいでいくのは無理よ」はたして、ピーテルはおつりの入った箱をお父さんに届けられたのでしょうか。
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