黒ねこのおきゃくさま
冬の嵐の晩、貧しいひとり暮らしのおじいさんのもとに、一ぴきの黒ねこがやってきました。やせ細り、びしょぬれになってふるえている黒ねこを哀れに思ったおじいさんは、わずかばかりのミルクとパンを全て与え、さらにはとっておきの羊の肉までやってしまいます。そればかりか、残っていたまきをすべてだんろにくべて、黒ねこをあたためてやるのでした。そして翌朝、奇跡はおこりました……。
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読んであげるなら
5・6才から
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自分で読むなら
小学低学年から
カテゴリ | : 幼年童話 |
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定価 | : 1,320円(税込) |
ページ数 | : 56ページ |
サイズ | : 22×19cm |
初版年月日 | : 1999年10月15日 |
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ISBN | : 978-4-8340-1584-3 |
シリーズ | : 世界傑作童話 |
その他の仕様 +
みんなの感想(1件)
冬らしい寒さと、心の豊かさを感じられるお話。まきのぱちぱちとはねる音や時計のかちかち鳴る音が聞こえるような静かなひとときでした。
たくななさん
お子さんの年齢:中学生
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