わたしは船長の「なんとなんとなんぱせん」や「バーローみさき」などの言葉がとてもおもしろかったです。
基本情報
- カテゴリ
- 読みもの
- ページ数
- 64ページ
- サイズ
- 31×23cm
- 初版年月日
- 1983年04月30日
- シリーズ
- タンタンの冒険
- ISBN
- 978-4-8340-0925-5
- テーマ
- さあ、冒険の旅へ
みんなの感想(8件)
NHK「あさイチ」にて産婦人科医の高尾さんがこちらをご紹介され、孫娘に読ませたい!と思い早速書店で探し手に入れました。しかし、孫娘(6才)には少し早かったようです。高学年になったら読めるのではないかと思います。私が読んでタンタンの一途な思いに途中でやめることができず一冊読んでしまいました。
私が初めてタンタンに出会った1冊です。母、姉、妹で友達の家に遊びに行ったときに、友達が図書館から借りてきていて、みんなと遊ぶのをそっちのけにして夢中になって読んでいました。骨をタンタンに何度投げ捨てられてもスノーウィが拾ってくるところとか、おもしろい場面がいくつもつまっていて読みごたえがあります。一番数多く読みました。
タンタンは、スカートがにあっていました。黒い島にタンタンが行ったのがすごかったです。
タンタンに初めて会ったのが、この作品!今から20年くらい前に、仲良しだった友達に、紹介してもらいました。すぐにタンタンの事を、好きになりました。タンタンの可愛らしさ、色使いの格好良さ、話の面白さ。「黒い島」と一緒に、「不思議な流れ星」も、友達が、貸してくれたんです。けれど、「黒い島」の方が、好き。「流れ星」は、「悪魔ゴーホーム」というセリフを、いまだに覚えてます。それしか、印象にないといってもいい。20年たった現在、タンタンの言葉も分るようになった。タンタンのお陰よ~。タンタンは、フランス語の勉強になる。彼のセリフを、覚えて使ってみたり。5年前には、とうとう黒い島にも、行ってきた。タンタンは、何を着せても様になる。この作品中では、タンタンのキルト姿がかっこいい!キルト、それ自体が好き。なので、タンタンがこれを着ているところを見れて、嬉しいな。これからも、タンタンの事、好きだよ!いつか、タンタンの故郷、ブリュセルに行ってみたい!かの地に行けば、彼も事をもっと知る事が出来るかも知れないからね!
タンタンに出会えた記念すべき第1作目だということ、そしてシリーズ全体を見回しても、まことにタンタンらしい作品だ、と感じること(ハドック船長もビーカーさんも登場しないのに!あるいは登場しないからなお「タンタン」を濃く感じられるのかな)から、この作品は自分にとっては特別で、特等席(☆6つ!)に置きたいくらいです。(川口さん、福音館書店さん、まずはこの作品を出してくださってありがとう!大正解でした!) …特別、といえば、デュポン・デュボンのお二人がタンタンの後になり先になり全編に渡って活躍するのは、この巻だけかも。他の巻でも登場しているけれどもよく見ると「ふりかけ」程度に現れているだけだったり。二人のキャラクターのインパクトが強くてあんまりそうとは気付かないですが。さて、この作品、お気に入りの珍騒動場面が、二ヵ所もあるんです♪ まずは火事のシーン。気を失ったタンタンの元に火が迫るのですが、ここで消防署の一件が。消防署前に隊員が揃ったところで署長はガレージのカギを落としたことに気付き、いかめしい黒い制服に身を固めた5人の男が腰の後ろに手を組んだ格好で地面を眺め回しながら歩き回ります。その礼儀正しい雰囲気がいかにもイギリスって感じで、笑わせます。やっと見つけたカギはカササギに奪われてしまい、苦労して取り戻してガレージに辿り着いたところで、違うカギだと判明! そこへ「うちの地下室のカギ」(だったのですこの鍵は)を取り戻しにきたおかみさんに「どうしてそうなのかねおまいさんは!?」と叱られてしまうのです。ちなみにこのカササギとは『カスタフィオーレ夫人の宝石』にて再会できます。それと、後半戦。デュポン・デュボンの二人に無理やり飛行機を離陸させられた気の毒な飛行機整備工のエピソードを語らねばなりません、もちろん彼は操縦法を知らないのです! 一方、黒い島で悪党どもを追い詰めたものの、孤軍奮闘中のタンタン。そこへ怪しいセルフが聞こえ一瞬緊張が走ります。しかし実はテレビの航空ショーの実況アナウンスだった。そしてなんと放映中のそのショーに「飛び入り」してしまったデュポン・デュボンの飛行機が(心ならずも)「命知らずのアクロバット」を繰り広げ見事優勝を勝ち取り、その瞬間を、タンタンが見届けるという展開になるのでした。ところで、今回読み直してみて、この作品の絵のタンタンが少年っぽくてかわいい、ということに気付きました! 10ページ一コマ目なんか、にっこりしているのも手伝って、とってもいいです。ほか14ページあたりとか27ページあたりとか、青いセーターにニッカーボッカーで駆け回る姿って、ほんとタンタンらしくて嬉しくなっちゃう。しかし、タンタンって何者なんでしょう。『なぞのユニコーン号』で悪党バード氏をして「小柄で子どもみたいな顔をしたやつ」と言わしめ、「大人でもない子どもでもない。だれか教えて~っ」とかつてタンタンタイムズに書いた人ありのこの存在。ほんと、誰か教えてーっ。
ニセ札を見つけたタンタンとスノーウィーは、犯人を追って黒島に行くことにした。しかし、その島には恐ろしい怪物がいるというのです。島に着くと怪物に何度も襲われましたが、何とか怪物を退治してニセ札犯を捕まえることができたのです。
丁寧な絵、スピード感ある展開、そしてなによりもエスプリの利いた台詞。タンタンシリーズはどれもお薦めですが、はじめて読む方は、第一作からゆっくり読むのがいいと思います。
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