日経新聞でこの本を知り、学ぶ、家族、仲間が人生にとって大事であると再認識しました。小生は78歳、昔父は引揚者で苦労して8人の子どもを育て、教育の機会も支えていただいた事を再度感謝の気持ちでいっぱいです。今、人生とは何かを再度見つめなおしている時、この本をみつけました。良い人生のガイドラインの本です。
七十二歳の卒業制作
学ぶこと、書くこと、生きること
3歳で敗戦を迎えた君子の最初の記憶は防空壕での体験。大家族の戦後の生活は苦しく、中学校にはひと月通っただけで、住みこみの店員として働きに出ます。以来、復学の機会はなく、いろんな仕事を転々として、十代のうちから人生の厳しさに直面。やがて、運命の人との出会いが……。主人公・君子とは、60代に至って一念発起し、夜間中学、定時制高校、そして大学へと失われた学びを取りもどす道を歩んだ作者その人なのです。
- 読んであげるなら
ー - 自分で読むなら
小学高学年から