中学生の時に夢中になって読みました。これは単に戦争の悲惨な話ではありません。当時を生きた子どもの目線であるため、かなりリアリティーを感じます。楽しいことも悲しいこともあり、それが日本と朝鮮の引き離せない関係でもあり、胸に迫ってきます。戦争と差別は表裏一体であることを実感し、これからどう生きるべきか深く考えさせられました。
文庫版
半分のふるさと
私が日本にいたときのこと
韓国と日本、2つの故郷のあいだで揺れる想い
広島で生まれ、戦争の辛苦を経験しながら、終戦の年、15歳までを日本で育った朝鮮人の作者に、母は、”民族の誇りを持って生きよ“と教える。愛憎なかばする日本への想いを胸に、祖国への愛にも目覚めはじめるさまを描く、躍動感あふれる自伝。「待つということがどんなに大切な体験であったかを、私は私の生涯を通じて、すでに何度も確認している」という実感が、日韓間の真の相互理解の道すじを示す。坪田譲治文学賞、産経児童出版文化賞・JR賞受賞作。
- 読んであげるなら
ー - 自分で読むなら
小学高学年から