絵本と私
絵本のすばらしさを綴った、心温まる1冊
『ぐりとぐら』などの大人気シリーズの絵本作家として知られる中川李枝子さんのエッセイ集です。自らの生い立ちや、さまざまな人びととの交流を簡潔な文章とともに101のトピックで語られています。保育園で保母として働いていた著者だからこそ伝えることができる、等身大の子どもたちの姿。そして子どもの姿を見つめつづけてきた体験を通して、絵本のすばらしさを綴った、心温まる1冊です。
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読んであげるなら
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自分で読むなら
中学生から
カテゴリ | : 子育て・子どもの本の世界 |
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定価 | : 1,650円(税込) |
ページ数 | : 216ページ |
サイズ | : 21×19cm |
初版年月日 | : 1996年09月25日 |
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ISBN | : 978-4-8340-1182-1 |
シリーズ | : 福音館の単行本 |
その他の仕様 +
みんなの感想(3件)
図書館で働き出した頃、この本に出会いました。P93のよき時代から、中川さんが福島市でおすごしだったと知り、うれしく職場内でもこれをきっかけに講演会をしてもらいたいね、と話し合ったものです。今回、自分の本として手元に置きたく求めました。多くの絵本のことをこの本から学びました。ありがとうございます。いつまでも福音館らしい本を沢山発行して下さい。
絵本が大すきで、絵本に関する書籍も好んで読んできましたが「絵本と私」には今になってようやく出会いました。本屋さんで見つけ手にとってみると、めくってもめくっても好きな絵本の好きなページがあらわれて夢のよう! すぐに買って帰りゆっくりと読んでみると、中川李枝子さんの数々のエピソードに心があたたかくなり、子育てに関してはお説教をいただいている気持ちになったり。もう子どもたちも親となり、すっかり手遅れなのですが。もっともっとしてあげられることがあったなぁ、孫にはこんなふうにしてあげたいなぁと思えるたいせつな事をたくさん教えていただきました。宝物の一冊です。
普段は小学校で司書さんのお仕事をしています。すてきな絵本はだーいすき。今月初めての赤チャンがうまれるのですが、毎日中川李枝子さんの本を読んでいます。私も子どものための本をいつかかきたいと夢見つつ…。“絵本と私”私の宝物になりました!
樋口 悠さん
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