おじいちゃんとおばあちゃんとのかけがえのない時間『おじいちゃんとおばあちゃん』
おじいちゃんとおばあちゃんとのかけがえのない時間
『おじいちゃんとおばあちゃん』
ある日こぐまのくまくんは、森のなかの小さな家にすんでいるおじいちゃんとおばあちゃんをたずねました。ふたりの家にくるのが大好きなくまくんは、おじいちゃんとうんとおもしろいことをして遊び、おばあちゃんのごちそうをたっぷり食べ、そしてくまくんお気に入りのおはなしをしてもらいます。
「こんないいこが ほかにいるかしら」と言うおばあちゃん、「そして、わしににて、かしこい!」と言うおじいちゃん。やさしいふたりの愛情に包まれて1日たっぷり楽しんだくまくんは、「くたびれなかったよね」と言いながら、迎えにきたお父さんの腕のなかで、ぐっすりと眠ってしまうのでした。無邪気なくまくんと、温かいおじいちゃんとおばあちゃんとの交流を、E.H.ミナリックの文章が生き生きと描き出し、それをモーリス・センダックの挿絵が彩ります。
大好きなおじいちゃんとおばあちゃんに嬉しそうに遊んでもらうくまくん、そしてそんなくまくんを愛情深く見守るおじいちゃんとおばあちゃん。いつも近くにいるお父さんやお母さんとはまた少し違った、おじいちゃんとおばあちゃんの温かさを、子どもたちが感じられる1冊です。
担当・T
祖母の家に行くと、未だに間断なくおやつが出てきます。いつまでも子ども扱いされている入社5年目。
2020.09.18