わにわに
見た目はちょっと不気味ながら、どこか茶目っ気を感じさせる「わにわに」。シャワーをマイクに「うり うり」と歌ったり、フライパンで鶏肉を焼いて「がふっ がふっ」とかじりついたり、野性のパワーを発揮しながら、マイペースに生活を満喫しています。
わにわにについて
ぎょろりとした目に立派な歯。インパクトのある見た目をした「わにわに」は、ちょっと不気味な外見ながら、大好きなおふろでシャワーをマイクに「うり うり うり」と歌うお茶目な一面も持っています。焼いた鶏肉をワイルドにほおばったり、小さな怪我に包帯をぐるぐるまきにしてみたり、小さな友だちのお世話をしてみたり……、子どもたちの生活を思わせる「わにわに」の日常をのびやかに描いたシリーズです。
ある日、「伊豆のバナナワニ園でワニの引っ越しがありました」というニュースを目にし、ワニ園へと向かった小風さちさん。そこで間近に見たワニに感動し、『わにわにのおふろ』が生まれました。この「わにわに」に命を吹き込んだのは、山口マオさんによる木版画。力強い線は、大胆でパワフルな「わにわに」にぴったり! お二人は本物のワニを何度も見に行きながら、「わにわに」シリーズに取り組みました。
いつも一人でのびのびと生活しているわにわにですが、ある日小さなともだちができました。廊下を歩いていたわにわにの前に、「クィ…」となく声とともに現れたのは、小さな赤いわに。わにわには、「カシャ カシャ」とあとをついてくるあかわにに、プリンをあげてみたり、おふろに入れてみたりと、小さなあかわにを見守りながら一緒に遊びます。
かるたも楽しめる!
わにわにの日常が、楽しいかるたになりました。絵本でもおなじみの場面に加え、新たに描きおろされた季節や行事の情景がたっぷり! わにわにの絵本が大好きというお子さんが、絵本と一緒に楽しめるかるたです。絵本の世界観を守りつつも、「かるた」という新たな切り口でわにわにの世界を満喫できる、ご家族やお友だちとの遊びにぴったりの作品です。