長倉さんの「草原で読書をするマスード」の写真を見て以来(20年くらい前)、マスードと長倉さんのファンです。マスード関連の本もいろいろ読みました。ヘスースやアフガニスタン「山の学校」を読むと、子どもたちが未来の希望だということが伝わってきます。そして「戦争はいつか終わる」というマスードの願いが実現しますように。長倉さんとアフガニスタンに『アッサラーム・アライクム』。福音館の「こどものとも」「たくさんのふしぎ」は子どもの保育園からのお付き合いで家族の心を耕し、子どもの成長の糧となりました。ありがとう。
ヘスースとフランシスコ
エル・サルバドル内戦を生きぬいて
写真と文で生き生きと描き出す民衆の現代史
若い写真家が飛び込んだ中米の小国、内戦下の難民キャンプでフィルムにおさめた3歳の少女の姿。その後20年にわたって写真家は、彼女の成長とそれをとりまく社会の変貌を、幾度にもわたる訪問で追うことになります。やがて内線の終結、伴侶との巡り会い、出産、地震の災禍。夫となった青年は、幼くして両親を内戦で失い、山岳ゲリラに身を投じた経歴の持ち主でした。写真と文章とが熱く響きあう入魂のルポルタージュ。
- 読んであげるなら
ー - 自分で読むなら
小学高学年から