1860年代、南北戦争中のアメリカ合衆国。従軍牧師として戦地に赴いた父親不在の家庭を、四人姉妹のメグ、ジョー、ベス、エイミーが母親と隣人の善意に助けられながら、失敗を乗り越え支えていきます。個性豊かに描きわけられた少女たちの姿は、時の隔たりを越えて、今なお読者の心を魅了してやみません。

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    小学中学年から
¥2,530(税込)
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『若草物語』

もくじ

1. 巡礼ごっこ
2. メリー・クリスマス
3. ローレンス坊ちゃん
4. 重荷
5. お隣りどうし
6. ベス、美の宮殿を見いだす
7. エイミーのはずかしめの谷
8. ジョー、魔王に出会う
9. メグ、虚栄の市へ
10. P・CとP・O
11. 実験
12. キャンプ・ローレンス
13. 空中楼閣
14. 秘密
15. 電報
16. 手紙
17. 幼いまごころ
18. 暗い日々
19. エイミーの遺言状
20. ないしょばなし
21. ローリーのいたずら
22. たのしい牧場
23. マーチ伯母さまの助太刀

あとがき
 

基本情報

カテゴリ
読みもの
ページ数
496ページ
サイズ
21×17cm
初版年月日
1985年03月30日
ISBN
978-4-8340-0160-0
テーマ
クリスマスの絵本・童話/古典童話/小学中学年からの読みもの/寒い冬にこたつで読みたい本

みんなの感想(3件)

これは主に少女の読む本だが自分が読んでも、なかなか読みごたえがあった。時々出る、地の関東方言が少々目障りだったが仕方あるまい。一つ、つらかったのは、4人の中で一番気に入っていたエリザベス(自分に一番性格が似ている)が病気を患うことで、それでも治ったのでほっと一息ついた。英国作家マクドナルドの童話を読みたい。これこそ古典童話シリーズにふさわしい。

小学生の時に読んで面白かったので。孫娘はまだ1歳だが、手許に置いておけば、いつか興味を持って読むかも。

この春の生協の本の紹介でみて早速注文しました。私が小3の時に終戦となり、東京へ戻ってきた頃は、町の本屋さんには本がほとんど見当たりませんでしたが、我が家には病身で読書好きの姉が遺した本が沢山あり、その中に『四少女』という書名で、上下2冊の「若草物語」があり、たちまち私の愛読書の1つになりました。この度、何十年ぶりにメグやジョー、ベス、エイミーに再会でき、懐かしく毎日1章ずつゆっくり味わって読了しました。矢川澄子さんのあとがきで、原書の”Little Women"には、「一個の人格をもった」レディとして描かれていると知り、ただ楽しいだけではない深みを感じました。『若草物語』と書名を考えた方は誰方か知りたいです。

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