ちいさなかがくのともだけあって文章はごく少ないが、港に船が着岸する前後を定点観測する経過は、一つ一つ追ってみるとストーリー満載。分かりやすくかつ子どもが感情移入するのはやはり、出張のお父さんを出迎える家族だろう。お姉ちゃんには大きな熊のぬいぐるみのお土産があるのに弟にはなくて大泣き。コンテナの中と知らされて出港そっちのけで開くのを待つ。出てきた自転車に大喜びして早速漕いで帰る。並行して、帽子が飛ばされたり、高校生が転校で見送られたり、散歩の犬とはぐれたり、釣り人が忘れ物をして旅館の車が戻ってきたり、牛が下ろされて山羊が積み込まれたり、少年野球チームが帰ってきたり、駐在が立ち会ってたり。ちいさなかがくのともの付録冊子によるとモデルはとしま。何と接岸時間はわずか15分だとか。Here Comes the Ship!
基本情報
- カテゴリ
- 絵本
- ページ数
- 24ページ
- サイズ
- 21×24cm
- 初版年月日
- 2010年07月15日
- シリーズ
- 幼児絵本ふしぎなたね
- ISBN
- 978-4-8340-2561-3
- テーマ
- 海/乗りもの
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