厳冬の北海道の東部は私にとって想像を超える自然界のたくましさを見せてくれる場所です。そこへ獣医として住み50年近く観察を続けられた竹田津さんの語り口でキタキツネのこと、多くの鳥たちのことを生き生きと目の前に展開され、ほぼ2日で読み終えました。一年という時間の流れの中でいかに野生の動物達が種属の営みを続け、次世代へつなごうとしているかを知り胸が熱くなりました。保護という考えを改めなければならないと考えるようになりました。動物達の伝えようとしている事に耳を傾けねばと思っています。
オホーツクの十二か月
森の獣医のナチュラリスト日記
『キタキツネ物語』で知られる著者は、オホーツクを望み知床にもほど近い小清水町で、獣医として40年をすごしました。流氷の海に蜃気楼が踊り、大地には馬糞風が舞う。縦横に走る防風林には野生動物たちの姿が……。四季を通じその時々に多様な姿を見せる自然と全身全霊でつきあいながら、傷ついた動物たちのケアに、自然保護への提言に、そして土壌の改良にと全力を尽くしてきた年月を、写真とエッセイで丸ごと集大成する力作です。
- 読んであげるなら
ー - 自分で読むなら
小学高学年から
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