ほじょりん工場のすまこちゃん

のんびりすまこは補助輪を「ぽい」できる?

すまこはのんびりやの小学生。春休みは、ころころ(補助輪)つきの自転車にのって、いい気分で町内をいったりきたり。すまこの家は補助輪工場なので、「お父ちゃんがころころ作ってるから、いつまでもつけてるん?」とからかわれますが、いつもちっとも気にしません。ところがある日、お父ちゃんが「補助輪をはずすぞ」といいだして……。大阪の工場の町を舞台にした、おかしくてちょっぴりしんみり、人情味あふれる物語です。

  • 読んであげるなら
    5・6才から
  • 自分で読むなら
    小学低学年から
¥1,210(税込)
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基本情報

カテゴリ
読みもの
ページ数
80ページ
サイズ
22×16cm
初版年月日
2022年02月10日
ISBN
978-4-8340-8647-8
テーマ
電子版

みんなの感想(2件)

自分がはじめて「ころ」無し自転車に乗れた日のこと。3人の子ども達の「ころ」をはずして、走って走って練習した日のこと。昨日のことのように思い出しました。「ころ」はずし、は人生の一大イベントですよね。そしてそこには親子のドラマがある。「手とり、足とり」親が子に教えることが少なくなった昨今…大切にしたい思い出です。自分の過去のいろんな時代へタイムスリップできた面白い一冊でした。たぶん家にもはずした「ころ」がどこかにあるはず。「安井製作所」のものかも…!?

かみなりおとうちゃん、優しいおかあちゃん、可愛いすまこちゃん、テキパキえっちゃん…皆の雰囲気に昭和の時代が漂い、懐かしくほっこりとあたたかな気持ちになったり胸がキュンとしたりでした。頑張ることがあまり得意じゃないすまこちゃんが、おとうちゃんとおかあちゃんが大変な時にここ一番すごくすごく頑張って、ほじょりんなしで自転車に乗ることができとても感動しました。何をするのも遅い私も、少し頑張ろうと思いました。ふわふわ空とぶすまちゃんすごい! おとうちゃんが心込めて作ってくれた、ほじょしゃさんおつかれさま…。あたたかな本をありがとうございます。

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