しぶがき ほしがき あまいかき
ちちんぷいぷい、あまいあまい柿になあれ!
季節は秋。3人きょうだいの末っ子のちえちゃんが、初めての干し柿作りに挑戦します。長い竹で柿をとったり、小刀を使って皮をむいたり、ハンガーに柿をつるしてみたり……、おいしい干し柿になるのを待つちえちゃんでしたが、そんなちえちゃんの干し柿をねらって、なんと夜に、干し柿どろぼうがやってきます。勇気をふりしぼって布団の中で干し柿どろぼうを待ち構えるちえちゃんですが……。
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読んであげるなら
4才から
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自分で読むなら
小学低学年から
カテゴリ | : 読みもの |
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定価 | : 1,210円(税込) |
ページ数 | : 88ページ |
サイズ | : 22×16cm |
初版年月日 | : 2019年09月05日 |
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ISBN | : 978-4-8340-8478-8 |
シリーズ | : 福音館創作童話 |
その他の仕様 +
みんなの感想(2件)
いつも柿がたわわに実っているのを見ながら、幼稚園の送迎をしております。この時期にぴったりな絵本です。
川原喜代美さん
私も勤務先の学園の庭の柿をみんなでワァーワァーいいながら、楽しんで干し柿にします。秋のやわらかい風や陽ざしとの対話、時間との対話、待つ人間側の時間と熟していく果実との対話、いろんなものが石川さんの内側の記憶から、線や色となってにじみ出ています。うっとりしながら、味わい深く読ませて頂きました。おだやかだけれどドキドキできた、いとおしい1冊です。
村中李衣さん
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