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ボタ山であそんだころ
炭坑の町に生まれた「わたし」の暮らしのなかには、石炭がたくさんありました。小学3年生になって、はじめての友達が隣席のけいこちゃんでした。二人は、ボタ山を登ったり、黒い川を飛び越えたりして遊びました。ある日の算数の授業中、何機ものヘリコプターが飛んできて、炭坑のサイレンが鳴り響きました。先生に名前を呼ばれたけいこちゃんが、締め忘れたランドセルのふたを揺らしながら、校門に向かって走り出しました……。
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読んであげるなら
5・6才から
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自分で読むなら
小学低学年から
カテゴリ | : 絵本 |
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定価 | : 1,650円(税込) |
ページ数 | : 40ページ |
サイズ | : 28×23cm |
初版年月日 | : 2014年03月15日 |
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ISBN | : 978-4-8340-8075-9 |
シリーズ | : 日本傑作絵本 |
その他の仕様 +
みんなの感想(1件)
以前、画廊でこの絵を見ました。待望の絵本になったのですね。炭鉱の町を流れる真っ黒な川…鉛筆のタッチに勢いがあってすごい迫力があります。大人がいけないよという場所に子どもはドキドキしながらも行ってしまい冒険をしたりする。そういう思い出がリアルによみがえってきたりもしました。現実にあった炭鉱の事故で、一瞬にして変わってしまう、家族の運命。過酷な環境の中でも、こどもたちは友人を作り、笑いあい、励まし合い生きている。…色々なことを考えさせられました。原画展ももう一度観たくなりました。
しぼさんさん
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