えんにち
懐かしい夜店がずらり。文字のない絵本の傑作
お兄ちゃんと妹が神社の境内に出かけてゆくと、縁日の準備をしています。やがてたくさんの夜店が並びました。わた菓子、いか焼き、お好み焼き、金魚売りに、ひよこ売り……。日が沈むとともに人出も多くなり、大人も子どもも目を輝かせて夜店をのぞいてゆきます。最初に登場した兄妹は、いったい何を買ったのでしょうか。お祭りの賑わいや時の流れを、丹念に描かれた絵だけで伝えます。“文字のない絵本”の傑作です。
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読んであげるなら
3才から
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自分で読むなら
小学低学年から
カテゴリ | : 絵本 |
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定価 | : 1,100円(税込) |
ページ数 | : 32ページ |
サイズ | : 20×27cm |
初版年月日 | : 1977年04月01日 |
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ISBN | : 978-4-8340-0519-6 |
シリーズ | : こどものとも絵本 |
その他の仕様 +
みんなの感想(6件)
私達姉妹がまだ幼かった頃に買ってもらった本です。ほとんどの本はなくなってしまったのに、この本だけは大切に残してあります。字がない分だけ想像が広がり、縁日の様子と相まってワクワクしながら大人になった今でも楽しく見ています。小学校の図書ボランティアをしておりますが、子供たちへのお勧めの本でも紹介させていただきました。
おくしゃんさん
私は現在47歳ですが、ある時フッと子どもの頃(40年前)に読んでいた『えんにち』を“見たく”なり、数年前に大手の本屋(3軒)に調べてもらって、残念ながらないと言われて…近所の図書館に1冊だけあるのを見つけ、借りて、今度は自分用にほしくなり…。あきらめていたころ、私はガラケーでネットがよくわからなくて、ネットができる主人にダメモトで調べてもらったら、なんと買える!と言われて、もう死んでもいいというくらい、うれしくてうれしくて…。今、手元にあります!!なつかしいえんにちの風景が…。子どもの頃、この本を見ながら早くおまつりよ来いと、自分と主人公を重ねて見ていました。なつかしくて、なつかしくて。
メロン子さん
絵本ありがとうございました。久しぶり雨の3日間で、2017.9.7休息日先日おくっていただいた本です。月刊誌でもっていたはずです。ゆっくりと時間が昔へつれていってくれました。子ども時代には気づかなかったお店の配置とか2人の場所をさがしてたのしいひととき絵本のじかんでした。
板本 淑子さん
幼稚園の夏休み前に園から届いた注文書で、この「えんにち」が復刊していることを知り、とても嬉しく注文しました。私が子供の頃読んで大好きで、知人の家にあったので、行くたびに読めるのを楽しみに遊びに行っていました。同じ著者だったと思いますが「おみせ」というのも大好きで、これも復刊しているのでしょうか?していたらほしいです。ずっとネットなどで探していたものだったので、今手元にあることがとても幸せです。
生田 つかささん
お子さんの年齢:5・6才
私(母親)が未就学児の頃に好きだった本で、図書館でくり返し借りました。古きよき時代(昭和)の雰囲気を、えんにち好きの子供と一緒にながめて、今のえんにちとの違いなどもみつけてみたいです。なぜだか涙があふれそうになり、胸がキューっとなつかしい気持ちでいっぱいになります。おみせの再販希望!!
みーかけさん
お子さんの年齢:3才
懐かしい縁日の楽しいワクワクした感じを思い出す絵本。縁日は、昭和の子供にとって 大イベントだったなぁ~と。夏休みの季節にピッタリ。特に夏休みの終わる頃に眺めたら、夏休みの思い出が蘇るかも。
ななみさん
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