つくしちゃんとおねえちゃん
いつだって、おねえちゃんはあたしの自慢
頭がよくて、ものしりで、ぶ厚い本を読んでいて、ピアノだって上手、だけど、ちょっと怒りっぽくていばりんぼう、そんなおねえちゃんはあたしの自慢です。おねえちゃんは歩くとき、少し右足をひきずりますーー。笑ったり、泣いたり、けんかしたり、助けたり、助けられたり、揺れ動く姉妹の気持ちが、鮮やかに細やかにつづられた日常の物語。やさしく温かみのある挿絵がたくさん入った、小学校低学年にぴったりの読みものです。
-
読んであげるなら
5・6才から
-
自分で読むなら
小学低学年から
カテゴリ | : 幼年童話 |
---|---|
定価 | : 1,320円(税込) |
ページ数 | : 72ページ |
サイズ | : 22×16cm |
初版年月日 | : 2021年03月20日 |
---|---|
ISBN | : 978-4-8340-8599-0 |
シリーズ | : 福音館創作童話 |
その他の仕様 +
みんなの感想(3件)
次女に「この本読んでみたい」と言われ購入しました。彼女も先天性の病気で、左右の脚長差があります。ほしい靴があっても、高さの補正をしなけらばならず、あきらめてもらうことも今まで何度もありました。病気についてどうこう話したことはありません。でも彼女はすでに理解していて、そのうえでいろいろなことにチャレンジし、ハンディを乗り越えていく努力をしています。長女は長女で、少しいばりながらも、妹を支えてくれています。今は2人ともチアダンスをがんばっていて、すごく誇らしげに踊ってみせてくれます。うまく表現できませんが、この本を作ってくださって、ありがとうございます。ずっと大切に読みます。
HOPEさん
お子さんの年齢:小学中学年
わたしはおにいちゃんがいるのですが、おこりんぼうです。つくしちゃんみたいにいつもくっついています。つくしちゃんとおはなししてみたいです。
おかださなさん
お子さんの年齢:5・6才
わたしはおねえちゃんのかえでちゃんによくにていました。にているところは、ものしりなところ、ぶあつい本をよんでいるところ、はやく計算ができるところでした。4年生のおねえちゃんでも、6年生に見えました。おもしろかったです。
はるさん
お子さんの年齢:小学低学年
感想を書き込む