もみの木と男の子の、美しいクリスマスの物語

小さなモミの木は、ある日、男の人によって掘り出され、ある家へと運び込まれました。その家には病気で歩けない男の子がいました。男の子とモミの木はクリスマスを一緒に過ごします。冬が終わるとモミの木はまた森に返されます。それから何年も、モミの木は男の子と共にクリスマスを楽しく過ごしました。けれど、ある冬、いつになっても男の人は、モミの木を掘り出しにはきませんでした。男の子が心配でたまらないモミの木は……。

  • 読んであげるなら
    4才から
  • 自分で読むなら
    小学低学年から
¥1,210(税込)
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基本情報

カテゴリ
絵本
ページ数
36ページ
サイズ
22×20cm
初版年月日
1993年10月20日
シリーズ
世界傑作絵本
ISBN
978-4-8340-1162-3
テーマ
クリスマスの絵本・童話

みんなの感想(2件)

私が幼い頃は戦後の物の無い時代でした。それでも家にあった絵本を暗記する程読みました。母親になってからは子ども達に絵本を読んできたつもりですが、忙しいこともあり、もっともっと読んであげればよかったと反省しています。私はXmasに関する絵本をコレクションしており、特に古い本がお気に入りで、フリーマーケットやのみの市、図書館で除籍になった本など数十冊持っていますが、ここ数年はコロナもあり機会が少なくなり、そんな時娘がプレゼントしてくれたものです。私のコレクションの中には貴社の“サンタクロースってほんとうにいるの”(1981年)があります。又、娘の本棚を見てみたら“ルルちゃんのくつした”(1972年)“わたしほんがよめるの”(1972年)“くらい くらい”(2006年)“あさえとちいさいいもうと”(1979年)“はじめてのおつかい”(1976年)“せんたくかあちゃん”(1978年)“ハンナのあたらしいふく”(1998年)“いやいやえん”(2004年)が残っていました。どれもとても良い本です。

雪がふった日に読もうと、大事にとっておいた本。なんとなく二回クリスマスが過ぎ、三回になってしまいました。おりよく一日雪がふり、二階の窓から雪がつもった木の枝をながめながら読みました。みどり、青、赤、黒の単色だけで表現される世界。一頁目から惹きつけられます。「あるひのこと」のページでどきっとします。もみのきが切られてしまうのかしら…。「けれども おとこのひとは きませんでした」ここで二度目のどきっ!男の子が亡くなったのかしら…。最後はハッピーエンド。「もーみーのきー、もーみーのきー♪」幼いころならいおぼえた歌詞で、一人喜びの歌をうたいました。

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