読んだらやってみたくなる! まつぼっくりてじな『びっくり まつぼっくり』
『びっくり まつぼっくり』
秋に公園で発見すると、つい持って帰りたくなるまつぼっくり(どんぐりと落ち葉もでしょうか)。コロンとしたかわいい形で、子どもたちにも身近な木の実です。
そんな身近なまつぼっくりですが、実は、ふしぎや発見がいっぱいです。まずは、上から下から観察してみましょう。手にとって遊んでいると、うすい羽根のようなタネがくるくるダンスをするように回りながら飛んでいきます。そしてお天気次第で、形が大変身! 雨が降ればまつかさが閉じて「しょんぼり まつぼっくり」に、晴れれば「すっかり はりきり まつぼっくり」に開きます。この楽しい発見から、びっくりてじなも生まれました。
月刊誌「ちいさなかがくのとも」からうまれたハードカバー絵本「幼児絵本ふしぎなたね」シリーズの人気作品です。
この絵本を読んでから、我が家では、まつぼっくりを見つけると必ずてじなをします。気温や湿度によるのか、毎回開くスピードが違うことも発見しました。ほかにも発見があるかもしれません。ぜひ、まつぼっくりを用意して、絵本を読んだ後、てじなをやってみてくださいね。
担当A・山梨県で拾ったまつぼっくりが今までで一番立派でした。
2021.11.11