日々の絵本と読みもの

絵本を読んだあとは、うどんを作ってみよう!『うどん できた!』

おいしそうな“うどん”の絵本

『うどん できた!』
うどんを作ったこと、ありますか? なんだか難しそうなイメージがあるうどん作りですが、実は簡単! 用意する材料は、小麦粉と塩と水だけで工程もシンプルです。うどんを切る、茹でる工程さえ大人が手を貸せば、小さな子どもたちでも美味しいうどんを作ることができますよ。この絵本を読んで、おうちでうどんを作ってみませんか?

まずは小麦粉を用意します。小麦粉の触感はふわふわ。その粉に塩水を加えて、まぜまぜ、こねこね。ぺとぺと指にくっついた粉をこねて、おだんごのようにまとまったら、次は生地を足で踏みます。

「ふみふみ ふみふみ ふみっふみ」とふみふみダンス! 

30分ほど生地を寝かした後、生地をのばして切って茹でたら完成。

 とっても美味しそうな「うどん」が出来上がりました! 著者の加藤休ミさんは、 『きょうのごはん』(偕成社刊)など、クレヨンで描いた本物そっくりな食べ物の絵がとても人気です。小麦粉がふわふわの粉から、固まり、そして「麺」と変身していく様子を、質感までリアルに表現した、“おいしい”絵本ができました! 幼い子どもたちが、自分の口に入る食べ物を自分で作る喜びを味わえる絵本です。

わが家でも、子どもたちに絵本を読んだあと、兄弟でうどん作りに挑戦してみました。2歳半の次男でも、小麦粉と水でこねる作業はまるで粘土遊びのように楽しんでいました(粉まみれになることは必須ですが……)。

初めて自分で作ったうどんは、長い麺も短い麺も、太い麺も細い麺も美味しくいただけました。「ふみふみしたよ」と自分で作ったという意識があるようで、いつもよりたくさん食べてくれました。


絵本の巻末にはうどんのレシピはもちろん、米粉で作る麺のレシピも掲載されています。ぜひ絵本を読んで、うどん作りに挑戦してみてくださいね。

担当・A 初めて作ったうどんはちょっと柔らかかったけど、とっても美味しかったです!感動!

2020.07.02

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