ある家族の一日を「こたつ」を中心にして描いたユニークな絵本
ある家族の一日を「こたつ」を中心にして定点観測で描きます。
そろそろ外は暖かくなり、こたつをしまう準備をしているおうちがあるかもしれませんが、こたつと離れるのが名残惜しくなってしまうかもしれない(?!)絵本を紹介いたします。
今日はおおみそかの寒い朝。「夜中まで起きているからね」と、こうたくんは家族に宣言します。
朝ごはんを食べて、宿題そっちのけであったかいこたつでくつろぎ、いつもどおりの一日がはじまります。そのうちに、おばあちゃんのおせち料理づくりを手伝ったり、お父さんが年賀状を書いていたり、そして夕食は年越しそば、と非日常のできごとが増えてきて、この日が大みそかであることが分かります。
これらすべての出来事が、こたつを真上から俯瞰(ふかん)でみた風景で表現されるユニークな絵本です。
こたつ布団をあげて掃除をするとおばあちゃんが探していたメガネが出てきたり、ネコが近くにいたり、気持ちよくなってついうたた寝してしまったり……「こたつあるある」もたくさん登場!
こたつで新年を迎える一日を通して、家族のあたたかさが感じられる作品です。こうたくん家族の一員になった気分で、お楽しみください。
担当・A こたつに入ってみかんを食べていると、ついつい食べ過ぎてしまいます。
2020.12.26