尾道は不思議な街です。小さな道をトコトコ歩いて行くと、かわいいパン屋さんやおしゃれなカフェに出会う。のんびりネコも散歩している(何匹も!!)。久しぶりに尾道を訪ねてみたくなった。尾道に住んでおられる林原先生ならではのお話と思った。
基本情報
- カテゴリ
- 読みもの
- ページ数
- 56ページ
- サイズ
- 22×19cm
- 初版年月日
- 2018年09月10日
- シリーズ
- 福音館創作童話
- ISBN
- 978-4-8340-8417-7
- テーマ
- ネコ/電子版
みんなの感想(7件)
毎日新聞の記事を見て、さっそく購入しました。林原さんのふんわりとしたあたたかさが伝わってきます。地元の寺や菓子店を思わせる名称も出てきて、嬉しかったです。尾道に限らず、全国的に小さいお店、専門店が少なくなってきて、大きなチェーン店に見慣れない店員が働いていたりします。消費者が商品を作っている人と顔を合わせて交流する大切さも、この本は教えてくれている気がします。観光客に限らず、そこで暮らしている人が、顔の見える生産者から物品を受け取ることも大切ですね。表紙裏の猫の絵が1匹1匹皆違っていて、それを見るのも楽しかったです。
私は絵本と猫が大好きです。書店でねこの商売を何気なく手に取って、そのほんわかした優しさに引かれて購入しました。家に帰ってこの本の猫ちゃんのかわいらしさと、お店の夫婦ののほほんとした温かさが、とっても好きになりました。何回も何回もくり返し読んでいます。私のところにも“みけ”みたいな猫がいたらなぁと想像したりして…。表紙の猫と野の花の絵、昭和なお店の絵に、にっこりしてしまいます。
あっ、こんなねこが尾道にはいそうな…。尾道の魅力がいっぱいの本に感激!孫たちにも贈りたい!さし絵もステキです。
著者の林原先生は、高校の先輩です。舞台が尾道ということで、ぜひ読んでみたいと思い購入致しました。千光寺ロープウェイのりばと参道は猫ちゃんがいっぱい座っていて、岩合光昭さんの写真集にものっており、とても可愛いです。まさかマネキネコ業もしていたとは(笑)!林原先生は図書館船の保存活動にも力をいれておられますので、この活動を手伝う猫ちゃんの絵本もぜひお願いしたいと思います。
林原玉枝作品はどれも、読後幸せな余韻が残ります。読む度に違った幸せな余韻です。1人で読んだ時、孫と読んだ時、又、他の孫と読んだ時、他の子どもと読んだ時などです。不思議です。幅広い余韻です。
忘れがちの子どもの心をたのしく思いおこさせてくれました。感謝!
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