だいちゃんとうみ

海辺で過ごす、楽しい夏のひととき

夏休み、だいちゃんは海の近くに住むいとこのこうちゃんの家に行きました。朝早く、船着き場にいって漁師のおじさんから漬け物と交換に魚やエビなどをもらいます。朝ご飯が終わると、小川でカワエビをすくい、それを餌に海に出て魚を釣り、お昼には浜辺で“みな”という貝を採って“みなめし”を炊きます。作者の子どものころの夏の海辺の生活をいきいきと描きだします。

  • 読んであげるなら
    4才から
  • 自分で読むなら
    小学低学年から
¥1,100(税込)
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基本情報

カテゴリ
絵本
ページ数
32ページ
サイズ
20×27cm
初版年月日
1992年04月10日
ISBN
978-4-8340-1098-5
テーマ

みんなの感想(1件)

ふるきよき日本だった頃のおはなし。たくわんやみそつけをもって、魚や貝を採るお手伝いをする。海辺でみなめしを飯ごうで炊いて、みんなでたべる。帰り道には竹を小刀で切って、すぎてっぽうをつくりながら歩く。くす木の上につくったやぐらに子供がのぼって、夕暮れのにおいをたのしむ。かまどの焚き木のにおい、とりごやや、うしごやのにおい。うすれていくうみのひかりをながめていると、かあさんのよぶこえがする。「ばんごはんの でけたよう。」大勢で囲む食卓。まだそんなに昔ではない、日本の風景。

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