とらっく とらっく とらっく

いろんな車が走る、スピード感あふれる車の絵本

港で荷物を積んだトラックが遠い町めざして走ります。高速道路では乗用車や観光バスに、工事現場ではダンプカーやローラーに出会います。やがてタンクローリーを追い越してぐんぐんスピードをあげていったら、「しまった! 」白バイに止められました。日が暮れて、山を越え、もうすぐ終点の大きな町です。スピード感あふれる車の絵本。この号から「こどものとも」は横長版も取り入れられるようになりました。

  • 読んであげるなら
    3才から
  • 自分で読むなら
    小学低学年から
¥1,320(税込)
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基本情報

カテゴリ
絵本
ページ数
20ページ
サイズ
20×27cm
初版年月日
1966年07月10日
ISBN
978-4-8340-0064-1
テーマ
ロングセラー/100刷を超えた本/乗りもの

みんなの感想(5件)

長女がママになって初めての里帰り。孫に絵本を読んであげています。その様子に、ふと、二女が生まれたころ、長女に毎晩絵本を読んであげていたことを思い出しました。「{とらっくとらっくとらっく}覚えてる?」と問いかけると、「なんとなく覚えてる」とのこと。当時の本は見当たりませんでしたが、30年以上の時を超えて、父と娘との気持ちが通じ合った一瞬でした。母がいない寂しさを、必死に耐えていたあの時を 長女も思い出したようでした。

4才違いの弟の絵本。まだ自分で読めないので姉の私にせがみました『トラックトラック』と何度も何度も。『もういい。また今度ね』断ると、ひとりでページをめくりながら暗唱。数年前、本屋さんで再会。表紙を見ただけで『みなとのまちから〜なんださか〜』突然、いろんなフレーズが口から出てくる。購入しました。後日、弟に渡しました。大切にかかえて帰りました。家で暗唱しているのかも?私も自分の『とらっくとらっくとらっく』が欲しい。また本屋さんに行きましょう。絵本、すごいです。ありがとう。

「とらっく とらっく とらっく」「とべ!ちいさいプロペラき」「しょうぼうじどうしゃじぷた」1歳8ヶ月の息子は、のりものが大好きです。「キーン!」「ぶぶぶ」「うーうーうー」とそれぞれの作品を指さし、うれしそうにストーリーを楽しんでいます。

私が読んだのは、36年前になるでしょうか。もうじき2歳になる息子に読み聞かせる本として、遠い記憶の中から思い出しました。『しょうぼうじどうしゃじぷた』、『はたらきもののじょせつしゃけいてぃー』、『いたずらこねこ』、『あおい目のこねこ』、『いたずらきかんしゃちゅうちゅう』。本書がこれらの本と同じに版を重ね、今の子ども達にも読み継がれていることが嬉しく、息子にも買ってやりました。(昔、持っていた本は、その後、親戚や近所の子供に差し上げて、実家にもありませんでした。) 名作絵本には、すたれることはないのですね。今、うちの息子もすっかりファンになりました。私が帰宅した時、朝起きてまだ私が居るとき、『とらっくとらっくとらっく』を抱えて、読んでくれとせがんできます。まだ、話を理解はしていないと思うのですが、挿絵をみているだけで嬉しいようです。 工事用車両など大型特殊自動車が大の好みの息子には、山本氏の最近の本も好きなのですが、『とらっくとらっくとらっく』がなかでもお気に入りなのは不思議です。親も一緒になって喜んでいるのが、伝わっているのでしょうか。 港から町まで。この絵本では、物のながれを教えてくれます。大人も、陸運の恩恵を実はこうむっていることをつい忘れていませんか。この絵本は、改めて私たちの生活が、多くの方々に支えていただいていることを思い出させてくれます。 今後も息子の成長につれて、昔、私の父親がしてくれたように、息子に読み聞かせていってやろうと思います。

少しレトロな車体のトラックが荷物を大きな町に運びます。意気揚々と出発するトラックを見て、すでに息子もノリノリです。途中スピードを出しすぎて白バイにつかまったり、暗い山を「なんだ さか! こんな さか!」と越えたり、臨場感がすごい! エンジン音が聞こえてきそうな絵本です。

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