くわずにょうぼう

日本の昔話

よく働き、飯を食わない美しい嫁の正体は……?

欲張り男のところに、よく働くが飯を食わない美しい女がやってきて女房になりました。最初は喜んだ男でしたが、ある日、蔵の米がごっそり減っているので、隠れて見ていると、女房は男の留守に米を炊き握り飯を作ると、髪をほどいて頭のてっぺんの大きな口から食べてしまいました。女の正体が鬼婆だったことを知た男は、鬼婆にとらえられ……。赤羽末吉の絵によるスリリングな昔話の絵本。

  • 読んであげるなら
    4才から
  • 自分で読むなら
    小学低学年から
¥1,100(税込)
この商品をシェアする

基本情報

カテゴリ
絵本
ページ数
32ページ
サイズ
27×20cm
初版年月日
1980年07月31日
ISBN
978-4-8340-0789-3
テーマ
食欲の秋にいただきます!ごはん・お米の本/【2年生・東京書籍】 国語教科書採用R6

みんなの感想(2件)

先日 年長組みさんで読みました。最初は「知ってる!」「おもしろない!」生意気盛りでそれもよし。と、読み始めるとしーんとしてきて 目に真剣さがいたいほど感じます。そして 女房の頭の裂けている口の場面では、口を押さえ 菖蒲の上を飛ぶ場面では なんと!6秒も静止状態。ページをめくるのもわるいほど・・そしてクライマックスでは 背中が伸びている子がほとんど。そして最後はフッと緊張感がとけて 必ず「良かったー」の声。まさしく 絵と文章が一体化した素晴らしい作品です。読み語り続けたいです。

この絵本が端午の節句絵本だとは、読み返すまで忘れておりました。よく働いて、飯をくわない女房がほしい!!そんな欲ばり男の所へ本当に飯をくわない嫁がきましたが……。欲をだすと痛い目にあう。怖い昔話の1つだなあ・・・なんてそんな記憶だけだったのですが、実はこの絵本、端午の節句絵本なんですよね働き者の嫁が「やまんば」だったとわかり、「やまんば」から男が逃げる時に、男が助かる場所&方法は・・・なるほど。だから端午の節句に、アヤメ&ヨモギなのね♪といった感じでした。子供も怖い系の昔話ということもあり、すごく気に入った模様でした。

※いただいた感想は編集を加えたうえで、弊社宣伝物に使用させていただくことがございます。また、本サイトのより良い運営を妨げると判断した感想は、予告なく削除する場合がございます。ご了承ください。

※ご意見・ご感想への返信はいたしておりません。ご質問・お問い合わせについてはこちらをご参照ください。

※ご登録いただいたメールアドレスは、レビューに関する弊社からの問い合わせや連絡等の目的以外には使用しません。

あなたへのおすすめ

あのねメール通信

著者のエッセイや新刊情報を
毎月メールで配信します。

SNSで最新情報をチェック