やっぱり おおかみ

おれににたこ はここにいます。おおかみさんは 一生のお友達です。

文章も全部覚えるほど、好きです。最後の場面、私も心が軽くなりました。

「け」は私の口ぐせでもあります。思うようにいかない時、いやなことがあった時などについ言ってしまいます。半分諦めて・・・小さなカフェを営んでおりますので書棚に置きます。手に取られた方が、それぞれにいろんな想いをおおかみ君と共有されますように。

仲間を捜して色々な町を旅するおおかみですが、必要最低限の文章と、ノスタルジックな絵で、おおかみの心情を読み取っていくことで、言葉にならない心の内を自分の中で、消化できた記憶があります。言葉足らずな子供にこそ何か感じ入るモノがあるようで、一人でページをめくっています。

大人になった今でも、はっきりと覚えている絵本。沢山、友達がいなくても （１人でも）おおかみの姿が凛としてて、子供ながらに格好良かったのかもしれません。だれもが皆、自分は【オンリー・ワン】なんだと。