文庫版
ハイジ(下)
文庫版
アルプスに戻ったハイジの輝かしい日々の物語
ハイジは、フランクフルトのクララの家でなに不自由なく恵まれた生活をおくります。しかし、自然からへだてられたハイジは病気になってしまい、アルムじいのいるアルプスにもどります。ふたたび山での輝かしい日々がはじまり、すっかり元気になったハイジはクララとの再会を心待ちにしておじいさんと一緒に準備をします。そしてついに、クララとクララのおばあさんの一行がやってきました。
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読んであげるなら
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自分で読むなら
小学中学年から
カテゴリ | : 読みもの |
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定価 | : 660円(税込) |
ページ数 | : 224ページ |
サイズ | : 17×13cm |
初版年月日 | : 2003年03月20日 |
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ISBN | : 978-4-8340-1935-3 |
シリーズ | : 福音館文庫 |
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福音館文庫『ハイジ』(下)
もくじ
第二部 勉強が役に立つとき
1. 旅じたく
2. アルムの山のお客さま
3. ご恩返し
4. デルフリの冬
5. 冬はつづく
6. はるばるきたお友だち
7. アルムでのそれから
8. 思いがけない出来事
9. さよなら、また会う日まで
訳者あとがき
とじる
みんなの感想(1件)
上巻が癒し再生(う~んこの表現は適切ではないかも)だとすると、下巻はまさに未来への出発。ハイジのクララのそしてペーターの成長、新たなる挑戦が始まり「希望」で終わっています。おじいさんの過去は衝撃的でした。アニメ版とはラストが全く異なっていますが、逆になぜ宮崎監督がああ作ったのか。たった3行の文が30分の番組になったという驚きなどなど、両方のよい面の比較にもなりました。原作の持つ力強さはまさに大自然そのものであって、その中に生きて、生かされている人々の暮らしは、現代に生きて大切なことを忘れている私たちへの警鐘にも感じました。手にしてからはや2ヶ月・・・3回読み返してしまいました。
ハイタカさん
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