私がこの本を読んだのは大人になってからだったので、大人の目線で読みました。ブランコが親を失って、ゾラたちの一味に加わってからも、この子たちはこの先どうなってしまうのだろうという不安を抱えながら読みすすめました。きっと子どものころに読んでいれば、彼らの冒険にワクワクするだけだったと思います。ゾラたちと行動を共にするようになってからも、どこか不安定でその場しのぎだったブランコが、最後に自分の居場所を得たとき、とてもホッとしました。現代でも生きるために罪を犯さなければいけない子どもは多いです。そういう子どもを減らすヒントがこの作品にはあると思います。
