かえるの平家ものがたり
「げんじぬま」の主はトノサマガエルのサムライだ。ある日、目玉の光る化け物がアオガエルの背中に傷をつけた。平家ネコの仕業だと、「ともえ」が断定した。「合戦だ! 」「いくさだ! 」沼のサムライのカエルたちが集まった・・・・・・。豊かな想像力とユーモアあふれる文、繊細な筆致と壮大な場面の絵、『平家物語』を知らない子どもたちも存分に楽しめる一冊で、伝統と斬新さ、古典と創作をみごとに融合した傑作絵本である。
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読んであげるなら
5・6才から
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自分で読むなら
小学低学年から
カテゴリ | : 絵本 |
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定価 | : 1,870円(税込) |
ページ数 | : 40ページ |
サイズ | : 29×31cm |
初版年月日 | : 2002年11月20日 |
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ISBN | : 978-4-8340-1854-7 |
シリーズ | : 日本傑作絵本 |
その他の仕様 +
みんなの感想(2件)
文章が、とてもリズム良く読むことができました。絵も美しくかえるも可愛らしくてこの絵本の世界観に惹かれます。絵本を読み終えた直後、頭の片隅に覚えていた古典の原文を思い出しました。日本の古典を絵本で楽しめるなんて素敵だなと思います。
まーちゃんママさん
お子さんの年齢:5・6才
絵も語りもとっても素敵です!リズムのよい語り口調で、読む方も聞く方もとても楽しくなりました。タンポポの槍や松葉の矢など、絵も見れば見るほど面白く思わず見入ってしまいました。
こまいぬさん
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