こいぬを つれた かりうど
中国の昔話
小犬の見事な活躍で、あっと驚くトラ退治!
あるところに、年老いた狩人がいました。鉄砲を使わずに、小犬と縄だけで獲物をつかまえるというのですが、一体どうやって? そのヒントは、ゴマ油。狩人は毎日、小犬にゴマ油を飲ませたり、ゴマ油で体を洗ったりしているので、小犬はゴマ油の香ばしい匂いをぷんぷんさせ、体もつるつるしています。その小犬を猟に連れて行くと、トラたちが集まってきて……。中国に伝わる、意外性あふれるトラ退治の物語をお楽しみください。
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読んであげるなら
4才から
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自分で読むなら
小学低学年から
カテゴリ | : 絵本 |
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定価 | : 1,100円(税込) |
ページ数 | : 28ページ |
サイズ | : 27×20cm |
初版年月日 | : 2024年04月05日 |
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ISBN | : 978-4-8340-8777-2 |
シリーズ | : こどものとも絵本 |
その他の仕様 +
みんなの感想(1件)
とらをつかまえるのに、こいぬ一匹だけでとらにまるのみさせて、次々ととらをつかまえるいかにも昔話らしい、ユーモラスなお話と思い、また幼児にも楽しめる内容だと思いました。奇想天外な展開として、自分が子どもの時に見た「チビクロサンボ」のトラがバターになってしまった話を思い出します。それと少々似ている気がしました。なかなか面白いお話だったと思います。
昭和太郎さん
お子さんの年齢:3才
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