なつやすみ
夏休みのなかで、いちばん楽しい一日
こうたくんの家に、いとこの家族が遊びにきました。みんなでプールで遊んだ後は、家でそうめんの昼食をかこみます。昼寝から覚めたらスイカを食べて、夜は神社のお祭りへ。夜店の金魚すくいに夢中になったこうたくん、気がつくと「あれ、みんなどこいっちゃったの?」……。ユニークな構図でえがく絵の中では、朝顔が咲き、セミが鳴き、祭りばやしの笛の音が聞こえるかのようです。かがやく夏の一日を、どうぞおたのしみください。
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読んであげるなら
5・6才から
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自分で読むなら
小学低学年から
カテゴリ | : 絵本 |
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定価 | : 1,650円(税込) |
ページ数 | : 32ページ |
サイズ | : 26×26cm |
初版年月日 | : 2023年06月10日 |
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ISBN | : 978-4-8340-8720-8 |
シリーズ | : 日本傑作絵本 |
その他の仕様 +
みんなの感想(8件)
図書館で『こたつ』を借りて読んでから、麻生知子さんの世界観に一気に惹き込まれました。今回書店で『なつやすみ』を見つけた時は、とても嬉しくてすぐに購入しました。特にP.10~11の、みんなでお昼ご飯を食べているところが大好きです。素麺はもちろん、夏野菜が沢山並べてあるところが素敵ですし、近くにプラレールが置きっぱなしなのも生活感を感じます。『こたつ』を借りた時は3歳の息子に…と思いましたが“大人の絵本”として私の宝物になりました。もちろん息子にも沢山読んであげたいです。素敵な作品に出会わせてくださり、ありがとうございます。これからも楽しみにしています。
M.Hさん
お子さんの年齢:3才
視点がいい! 鳥瞰図が好きなので! 絵の中の赤い枠もいい! 次の作品を楽しみにしております。作品の内容は本当によく観察されており“あるある”という感じです。とても期待しております。色彩もとてもセンスあり!
浅田 康二さん
お子さんの年齢:5・6才
表紙からして「夏休み」が伝わってきました。私たちが子どもの時に体験した夏の思い出がぎゅっとつまっています。子どもの頃の夏休みはいつもと違ってたのしいことがたくさんありました。それを思い出せてくれて、とてもすてきな気持ちになります。世代を超えてこれからも愛される一冊になることでしょう。孫はお店がずらーっとならんだところでいっしょにこうたくんをさがしていました。
河合 朋子さん
お子さんの年齢:5・6才
夏休みをむかえるにあたり、ぴったりな絵本に出会えてうれしかったです。コロナ禍で、なかなか楽しいはずの夏もイベントがなく過ごしてきたここ数年…。やっといろいろなイベントが復活しはじめた今年。この絵本で描かれているような楽しい夏の過ごし方が出来たらなと思います。
宮本 昌典さん
お子さんの年齢:5・6才
孫にと思い買ったのですが、私の方がはまっています。絵本を購入するのは私(ばあちゃん)。「こたつ」も気に入っていて、隅隅がはげかけています。自分が子どもの頃、子ども達が小さい時に行った“おまつり”屋台を懐かしく思い出し、自分用にも購入しようかなと思っている次第です。これからも応援しています。
ばあちゃんもちさん
お子さんの年齢:小学低学年
夏の湿度、気怠さ、出所不明なワクワク感などが伝わってくる。社会に出て夏休みがなくなり、時間の貴重さを痛感。限りある時間を大切に過ごしたいと感じた。前作「こたつ」は冬、残る春と秋の作品(それ以外のテーマも)が貴社から出版されることを楽しみにしています。読み聞かせる大人も楽しめるのが良い絵本なのだとしたら、本作は良い絵本でした。
麻生 利信さん
誰の心の中にもある、夏休みの一日の子どもと大人の様子がよく伝わってきて、ほのぼのした気持ちになりました。縁日のヨーヨー釣りや金魚すくいは、私たちも普段いわば俯瞰で見ているから見慣れているけど、例えばプールの色々なのが並んでいるのは上から見たことがないから特に新鮮だななどと発見もありました。題材としては、定番中の定番というか、新奇なものではないのに、すごく満足感がありました。例えるなら、皆が知っている名曲を、個性的で魅惑的な声と歌い方をもつ歌手がカバーして「あー、いいなぁー」というところでしょうか。
石井 まりもさん
お子さんの年齢:小学低学年
とてもとても丁寧に描かれていて、昔々夏になると長期滞在していた祖父母の家での日々を思い出しました。縁日の様子、部屋の雰囲気、本当に見事ですね。この作者の立体作品も楽しいですが、平面での表現は又特別で、しばらく絵本を見て楽しめそうです。年寄りのための絵本でもありますネ。グランマ・モーゼスを思い出しました。
m.mさん
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