今年は子年ということで、正月後早速書店に出向き、何か楽しいネズミのお話はないかと探していたところ、本書を見つけました。まず目にとびこんできたカラーの美しさに魅せられ、数ページ読み進めました。次に「はっ」と何十年も前のなつかしい光景を思い出させる内容に出合い、うれしくなりました。田舎育ちの私にとってチュウとチイの姿は、小さい頃の私と妹の姿そのものだったからです。「これ、おもしろい!幼い頃の自分と同じだ!」と心が引きつけられ、さっそく今年一番の読み聞かせにと、決めました。
チュウとチイの あおいやねの ひみつきち
大自然に心を投げ出したくなる1冊
町の公園の下に住むノネズミのきょうだい、チュウとチイは、初めて2匹で山のおばあちゃんの家に泊まりに行くことになりました。家ではできないことを思いきりするための秘密基地を作ろうと決めた2匹は、山を歩き回り、ついに絶好の場所を見つけます。そこは、緑の壁と青い屋根の、気持ちのいい空間でした……。 爽やかな季節にぴったりの、大自然に心を投げ出したくなる1冊です。
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