くさはら

「くさはら」というと、どんなイメージが浮かびますか?草花あそびに虫とり、またはピクニックでおべんとうを食べたり、ねっころがったりするところでしょうか。しかし「くさはら」は、いつもそんなふうに優しく迎えてくれるとはかぎりません。とても猛々しい顔ももっているのです。川原でちょうちょを追いかけているうちに、背の高い草にかこまれてしまった女の子のおはなしです。

  • 読んであげるなら
    3才から
  • 自分で読むなら
    小学低学年から
¥990(税込)
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基本情報

カテゴリ
絵本
ページ数
24ページ
サイズ
24×21cm
初版年月日
2011年10月10日
ISBN
978-4-8340-2684-9
テーマ
散歩/新緑/小さな生き物~虫たちの世界~

みんなの感想(4件)

『ビョーンと とびついてきたのは みどりいろのばった。ばったさん にげないでね。』の絵がすてき(酒井駒子さんの)。ゆーちゃんのあたたかいまなざしがいい!子どもの頃の原体験がよみがえってきました。ノスタルジック!

福音館書店のこどものとも、年少版との出会いは、娘が年少さんで入園させてもらった時でした。酒井駒子さんの本はMoeで知りました。描絵が気になっていましたら、個展があることを知り家族で出かけました。娘は知的に障害(重度の発達障害、自閉傾向)がありますが、絵本を見るのは好きで、個展ではくさはらのカットに立ち止まって見ていたので購入。家で声を出して読んでいる私の横で、笑顔で絵を見ています。かわいい女の子が気になるようです。あと…草の波…

夏の草むらの中で感じた女の子の様々な感情が、酒井駒子さんの繊細な絵で表現されていて、私自身の幼い頃、迷子になりかけた心細さを思い出しました。夏が来ると読みたくなる一冊になりそうです。

主人の仕事場の裏には自然がたくさんあります。いつも子供と一緒に遊びに行っては走ったり、山を登ったり、大はしゃぎする遊びが中心なのですがこの本を読んでから、自然の中で目をつぶったり静かにしてみるようになりました。2歳7か月息子と草の中に入って、しーって静かにしたりいないいないって、目をとじてみたり。そうすると、風で草が揺れる音、飛行機の音、虫が動く音、いろんな声や音が聞こえます。おもいっきり遊ぶのも楽しいけど静かに音を聞く、外遊びも新鮮でした。

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