昆虫好きの息子にせがまれて購入しました。卵から幼虫が生まれるシーン。羽化するシーン。時間の経過とともに変化する様子が、細かく写真に収められ、まるで自分で観察しているような印象を受けます。また、季節に合わせてページが進むので、観察の目安にもなりました。息子の日課はカレンダーを確認し、実際の自然の中で虫を捕まえてきては、飼育し観察をする毎日です。美しい生命の営みを感じさせてくれる本です。お勧めです。
基本情報
- カテゴリ
- かがく・図鑑
- ページ数
- 176ページ
- サイズ
- 31×23cm
- 初版年月日
- 1988年07月15日
- シリーズ
- 写真記
- ISBN
- 978-4-8340-0810-4
- テーマ
- 写真記/虫・昆虫
みんなの感想(2件)
4歳になる息子は、父親に似て虫が大好きです。かがくのともでも虫の本は何度も何度も読んできました。『ぼくだんごむし』『きょうもむしとり』『にわさきのむし』『せみとりめいじん』etc.虫と見たら買ってくる父親のひざでなんどもページをめくり、読んで読んでとせがんできます。この本を渡したとき、息子は、おおっと言ったと思うと、そのまま、だまーって自分ひとりで眺め始めました。横で覗きこむ私もすばらしい虫の世界にしばらく二人で見入っていました。そのうちに、息子は虫を一匹ずつ指差し「よし、よし、よし!」と、押さえ始めたのです。図鑑でもない、絵本でもない、いきいきした虫の世界に彼は、思わず小さい手でその虫たちを捉えたくなったのでしょうか?最後のページまで虫取りを楽しんだ彼は、とうとう終いまで一人で読み終えて(?)ぱたりと閉じて満足そうにしていました。この次にはその素敵な文章も読んで聞かせてやりたいです。。。が、しばらくは、虫取りに忙しいかもしれないですね。虫好きの大人にも、子どもにも、すべての人にお勧めの本です。
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