この本は図書館で5回くらい借りた後、どうしても手元に置きたくて買いました。この村に図書館が出来たことがすばらしいことだとまず思いますし、登場している子どもたちが皆可愛い、素直ですばらしい。幸せになってもらいたい。安井清子さんのやさしさにも、心打たれる気がします。とても頭の良い方なのだと感じます。一番感動したのはP238~P239のツィーばあちゃんの刺しゅうの作品のところです。本文を読む前にこの作品を見た時、何かに感動して涙が出ました。文章を読んで、感動した意味がわかり、とてもびっくりしました。作品にたましいがこもっているのですね。
ラオス 山の村に図書館ができた
少数民族モン族の住むラオスの山間の村に、子どものための小さな図書館をつくった著者。本書は、村に暮らしながらの建設の日々や現在までの図書館活動のようすを臨場感たっぷりに綴ったノンフィクションです。完成した図書館にはそれまで絵本に接する機会のなかった村の子どもたちが大勢集い、熱心に絵本のページをめくり、村の大人が語るお話に耳を傾けています。〈子どもと絵本が出会う〉ということの原点が見えてくる一冊です。
- 読んであげるなら
ー - 自分で読むなら
子どもにかかわるすべての人に
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