2歳の息子に読み聞かせました。戦争という悲しいエピソードをどう受け止めてくれるのか心配でしたが、友を失った「ちからあし」の気持ちに寄り添うように、「ちからあし」は怒っている?泣いている?と赤々と燃える石炭を抱えて、トンネルを走る場面を見ながら聞いてきました。大事なものを学んだ気がします。ありがとう。
はしれ、きかんしゃ ちからあし
蒸気機関車「ちからあし」は、沢山の貨車を引き、狭い山道を走り、遠くの小さな町や村へ荷物を運びます。仲間の蒸気機関車「はやあし」は、客車に人々を乗せて走ります。夜、機関庫では、機関車たちがその日の出来事を聞かせ合うのでした。ところが、戦争が始まり、爆撃で「はやあし」は命を失い、その怒りと悲しみを越えて、「ちからあし」は、戦中戦後も重い貨物を運び続け、大活躍。しかし新型車の登場で役目を終えます。ところがある朝、機関助士がやってきて車体を点検、きれいにみがかれ、翌日、再出発の日が!
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小学低学年から
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