本全体の面白さもさることながら、「この一こまが好きっ!」を紹介したいです。それは、28p、タンタンがまんまと脱走しかかったところへ処刑の兵たちが来てつかまえちゃうのですが、そのときのセリフ、さも嬉しそうに「なっ 早めに来てみて よかったろ」って言うところが、ほほえましいです!49p、タンタンがバナナの皮で敵を滑りこけさせるシーンで、「おのれ 小僧 こっちだって こうしてくれる!」ってセリフがなんだかカッコイーい!55p、裏切り者を見破るため皆が合言葉を言わされるシーン、切羽詰った一人が思わず「まってまって 思い出した!」と追い詰められたあまりおっきな声で合言葉を叫んでしまい「ねっ そうでしょ」っていうとこ。うんうん、あのシチュエーションだったら、思わず叫んじゃうよぅ。
基本情報
- カテゴリ
- 読みもの
- ページ数
- 64ページ
- サイズ
- 31×23cm
- 初版年月日
- 1987年03月31日
- シリーズ
- タンタンの冒険
- ISBN
- 978-4-8340-0164-8
- テーマ
- ー
みんなの感想(6件)
エジプトに行ってみたいと思っている私はピラミッドやファラオなどでエジプトの雰囲気を味わい、楽しめるお気に入りの1冊です。スパイの罪で、銃殺の刑に処されてしまった(?)タンタンを追い、お墓の上で泣いている健気なスノーウィに感動し、スノーウィとタンタンの絆の深さが感じられます。
扉の向こうにいくとタンタンとスノーウィのお墓があったのがすごかったです。
海に砂漠にジャングルにと大忙しで、読んでいると自分も一緒に冒険しているようで、思わずハラハラドキドキしてしまいました。麻薬密輸に関する新聞記事に載っているデュポンとデュボンが派手に転んでいる写真が面白くて大笑いしてしまいました。最後に象に乗ってパレードしているシーンが迫力満点で気に入っています。ちょこんと顔を出しているスノーウィがかわいいです。
タンタンというキャラクター自体は知っていたものの、実際に手にとって読んだのは大人になってから。エジプト好きなため、表紙に惹かれて一番最初に読んだタンタンシリーズです。漫画なので子供向けのものだと思っていたら、麻薬密輸と内容がシリアスでビックリ!ファラオの墓でタンタンのものだけでなく、スノーウィ―の小さな棺まであったことに笑い、ジャングルで象の病気を治して、そのあと手助けしてもらう展開に、「それは無理やろ」と突っ込みを入れ、密輸団のアジトに潜入したタンタンの正体がばれそうになってハラハラし…。エジプトとはあまり関係なかったけれども、まさに冒険でした。でも、刊行順に読んでいないので、いまいち登場人物とタンタンとの関係が分からず、「この人誰?」と思ったのも事実。やっぱり順番通りに読むのが一番だったかも。
タンタンシリーズは小学校のころから大好きで、図書館で読みあさったものでした。今は、ほとんどをコレクションしてますが、その中でも「ファラオの葉巻」は好きです。おなじみの顔ぶれが出揃い、タンタンの大冒険が始まるのですが、エジプトの砂漠に麻薬と映画を見ているようにドキドキしてしまいます。実際に行ったことはありませんが、行ったような気分にさせてくれ、子どもはもちろん大人も夢中にさせてくれる1冊ではないでしょうか。娘が大きくなったら、是非親子で楽しみたいと思ってます。
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