角野 栄子さんへ 私は角野栄子さんの本が大好きです。栄子さんの本は想像がふくらむので、おもしろいです。この本の「海のかぎ」というところでは、あの箱の中身が分からないまま終わってしまったけど、私だったらあけてしまうと思います。あけてしまったらそれで終わりになってしまうけど、あの家族の中のだれかが気付かれないようにまたちがうものを入れて、なかになにが入っているか想像する遊びはまだまだ続くと思います。
基本情報
- カテゴリ
- 読みもの
- ページ数
- 276ページ
- サイズ
- 21×16cm
- 初版年月日
- 2007年05月20日
- シリーズ
- 福音館創作童話
- ISBN
- 978-4-8340-2263-6
- テーマ
- 小学中学年からの読みもの/電子版
みんなの感想(7件)
こんにちは。私は少し読書好きな高校1年生です。「魔女の宅急便その5」を読みました。面白かったです!! このシリーズを6冊持っているのですが、暇な時など気楽に読めるような、そして他の本にはないような、懐かしい感じのする世界観が好きです。このシリーズは中学生の時に出会いました。これから先、大人になってもずっと読んでいきたいなと思います!!
表紙 見返し とびら…と本をめくるたびに、佐竹さんの素敵なイラストと共に物語の世界へと引き込まれていきました。 「魔女の宅急便 その5」は19才のキキの物語。 児童書の読者としては、キキは年上のお姉さん。大人になって読むには、若かりしあの頃を思い出させてくせます。 特に『まんまるの気持ち』は、キキととんぼさんの初々しい揺れる想いに赤面でした。 魔女の宅急便シリーズは、声に出して読むと一層物語の世界が広がっていくように感じます。 誰しもキキへの憧れや共感、ときめきを抱き、また励まされる場面やセリフがあるのではないでしょうか。 物語を読むたびに,キキとその仲間たちが心の中で色濃くなっていき、穏やかな気持ちになりました。心の支えになっています。
私は幼い頃から楽器を弾くことが好きでしたが、高校生の頃、以前のように楽しく弾けなくなり悩みました。今思うと、背伸びしたり、人から注目されようとする手段にしてしまったように思います。この巻を読んだとき、私の中の音楽もイヤケがさしてとまり木に行ってしまったのかもとはっとさせられました。そして「ほうきも魔法に命を添えている」という言葉にとても感動しました。弾いている自分への意識ばかり強くなっていたことに気づかされました。コキリさんがほうきを大切に磨くように、私も楽器自体に命があると信じ大切にしたいと思います。しばらく経った今では、また楽しく演奏できています!
魔女の宅急便はテレビで見て知っていましたが、話しにつづきがあることを知り、本を買いました。猫のジジとお話しができたり人との出会い、テレビでは放送されていない内容もよくわかり楽しく読めました。角野栄子さんの他の本も読んでみようとおもっています。
特別この巻というより、シリーズ全体を通してですが、キキがいろんなことを悩みながらも、日々たくさんの人と接していろんなものを得ていくのを見ていて、私は人とかかわることを避けがちだった自分の十代を少しもったいなく思い、これからの20代はできるだけ人とのかかわりを求めて動いてみようと思えました。
もうすぐ二十歳を迎えるキキに襲いかかった最大の危機! コリコの町の人たちに励まされ、二十歳になった時にはちゃんと乗り越えていたキキに、私は本当に元気をもらいました。とんぼさんとの結婚式ではあのベールをつけたのかな? サヤオさんが作ったドレスを着たのかな?と想像をふくらませ、幸せな気持ちにさせてくれた1冊です。
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