キキに出会った人びと

魔女の宅急便 特別編

グーチョキパン屋のおソノさんの、幼い日々から波高い青春、キキとの出会いまで。コリコの町長ゲントさんが経験した、奇妙なできごと。謎めいた婦人ヨモギさんの、コリコを去って舞い戻った砂漠での暮らし。大空を自由に飛ぶキキを見上げて、人生を変えた青年。……「魔女の宅急便」シリーズに登場する多彩な脇役たちや、名もないコリコの住人たちが語る、物語の裏の物語。それぞれの人生を彩る不思議と魔法、そしてキキの面影。

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    小学中学年から
¥1,430(税込)
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基本情報

カテゴリ
読みもの
ページ数
184ページ
サイズ
21×16cm
初版年月日
2016年01月25日
ISBN
978-4-8340-8236-4
テーマ
小学中学年からの読みもの

みんなの感想(10件)

大人になった今でも、児童文学が好きで読んでいます。それは、これからが無限に広がる終わり方をしているからだと思います。そして独特な言語感覚が使われているのが好きなのです。キキに会う前、おソノさんが苦難を乗り越えたこと、いや越えずに抱えながら共に生きていること、それがあるからにじみ出る強さが彼女にあるんだなと感じました。町長さんの話でも「世界は不思議がいっぱい」「不思議は一つじゃない」と思えて、キキ頑張れ…! 不思議のかけ橋…! とさらに応援する気持ちになりました。

とてもワクワクして読みました。角野先生をテレビで知り、生活姿勢を少しでも参考にしたいと思います。本を読んでいると先生が、私ならこう思うのよ!と声が聞こえてきそうで楽しかったです。又、違う本を読みたいです。

私は、この本を読んでキキ以外の人にも物語ができるのだと思いました。キキがお世話になったおソノさんや、町長さん、ヨモギさんなどの思い出話は、悲しいこともあるし、おもしろいこともあって、とてもおもしろかったです。でも、私が「魔女の宅急便」のその1からずっと読んできて気になったことは、それぞれの人の名字です。キキは名前だと思うし、名字はないのかなと思いました。でも想像してみたら、とんぼさんは、「とんとんぼ」なのかもしれないと思いました。答えがあったら、作者の角野栄子さんに聞いてみたいです。

いつか、角野栄子さんに会えるのが夢です。ずっと「魔女の宅急便」が好きで、高校を卒業した後東京に一人で住み、自分とどこか重なっている勇気のある女の子のストーリーが、とても心に残っていました。TVで「カラフルな魔女~角野栄子の物語が生まれる暮らし」を観て大好きになり、1巻~6巻と特別編3巻を全て購入して、私の宝物の1つとして大事にしてます。角野栄子さんという方も大好きだし、キキという女の子も大好きで心のあたたかさ人への思いやり、人として大切な事をこの本を読んでいてつくづく考えさせられ、とてもこうでありたいと感じています。

『キキに出会えた人びと』のトルオ・パシャンと自分をかさねました。 他者との比較にとらわれ、自信を無くしてしまい、心に病を抱えてしまった時がありました。 寝ることが、いまのあなたの仕事です。と、お医者さんに言われベッドで毎日を過ごしていました。 季節がかわり、窓から風が吹き抜け、干してある洗濯物が、青空をパタパタと気持ち良さそうにしている姿をみて、涙があふれました。 心がほぐれて、ゆっくり動けるようになりました。 いまは4歳になる姪っ子に、絵本を読んでいます。とても、しあわせです。 もう少し、おねいさんになったら、魔女の宅急便も、読んであげたい!

友人から私の娘の誕生日に、最初は魔女の宅急便をプレゼントされました。映画も観ており、原本を読ませてもらい、読むことで想像力がより深まると思いました。その後、角野栄子さんのNHKでのテレビ番組でシリーズがある事を知り、人との会話など自分自身、子どもへの対応や会話にとって、とても参考になると思い購入しました。特別編がもう1冊あるので、この本を読みおえたら購入しようと楽しみに思っています。又、子どもやその又子どもにこの本を残せたら良いなと思っています。

小さい頃、ジブリの魔女の宅急便が大好きでした。大人になってから原作があることを知り、20代後半に6冊購入、読みはじめたのは33~34歳になってからです。ジブリのキキは、若い見習いの1年という内容ですが、6冊の中にはどんどん大人になっていくキキがいて、自分の大人になってきた姿と重ねて読むことができ、心がワクワクドキドキ、時にどんよりもやもやし、とても楽しかったです。キキに出会った人びとにも人生があって、キキに出会う前後で何が起こっているのか知れて楽しかったです。ヨモギさんのコリコの家に行く途中の道は私の頭の中で映像としてあって、今回の砂漠やトゲコちゃんとのやりとりも色鮮やかに浮かびました。小さい頃は本が苦手でしたが、大人になってからも楽しく読めるので、まだまだ他の続編も読んでみたいです。楽しみにしています。

角野栄子さんの魔女の宅急便シリーズの最新刊が久し振りに出るということをインターネットで見て、書店に注文しました。短編が3編で構成されていましたが、どれも面白かったです。特に冒頭に載っていたオソノさんのエピソードが、とても心に残りました。

「魔女の宅急便」の話では分からないことが書いてあったので、おもしろかったです。同じシリーズのちがう本も楽しみにしています。角野栄子さんの書くお話は全てやさしいお話で、とっても気にいっています。

ソノちゃんに起こったこと、フクオさんとの出会いとその後の進展に、引き込まれるように読み進みました。あのおソノさんにあんなこと、こんなこと、いろいろあったんだなぁ~と実在の人物のように感じました。よもぎさんとトゲコちゃんのお話は、温かみがしみじみとあって良かったです。

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