ねぎぼうずのあさたろう その6
みそだまのでんごろうのわるだくみ
シリーズその6に登場する野菜は豆。舞台は東海道岡崎近くの八丁村。味噌の蔵元を舞台にあさたろうが活躍する「みそだまのでんごろうのわるだくみ」。乗っ取り屋でんごろうは味噌姿、子分は大豆の格好をしています。泣きじゃくる男の子から聞いたでんごろうの悪行に、あさたろうの正義の心が奮い立ちました。「悪いやつだなあ」。勇気のネギ汁を武器に、でんごろうを追いかけて「えーい」と一刀両断。今回のあさたろうは強い。
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読んであげるなら
4才から
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自分で読むなら
小学低学年から
カテゴリ | : 絵本 |
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定価 | : 1,320円(税込) |
ページ数 | : 32ページ |
サイズ | : 27×22cm |
初版年月日 | : 2006年11月15日 |
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ISBN | : 978-4-8340-2248-3 |
シリーズ | : 日本傑作絵本 |
その他の仕様 +
みんなの感想(1件)
読んでいくうちにその絵本の世界に吸い込まれそうになるのは、幼かった頃自分が読み聞かせしてもらっていたむかしも、母親になり自分の子供に読み聞かせしている今も、同じこと。そして私の子供もまた、同じように絵本の世界に入り込んでいるときもあるのだと思います。「ねぎぼうず~」シリーズは、こと世界に入り込みやすい。読んでいくうちにアドレナリンが吹き出てくるような高揚感が読み手にも現われます。自分が噺家にでもなったかのように、キャラクターごとの声色をうんと大袈裟に変え、演じ切って読むと、なんと気持ちのよいことか!とくに悪役キャラの部分なんか、悦に入って読んでおります。なにしろセリフ回しがセンス良いのです。一体、聞き入っている子供はどんな気持ちで聞いているのかなあ。
よつさん
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