あいたくてたまらない
ももいろの貝とやどかりぼうやのお話
ももいろの貝をやどかりぼうやのもとへ!
そうたは、泳ぐのが怖くて、まだ海に入れません。ある日、おじいちゃんが、海で見つけた貝がらをくれました。とても大きな、もも色のまき貝です。ところが真夜中、貝の中から音がします。「ざざーん、しくしく、あいたいよー」おどろいていると、貝はとつぜん話しだし、これは、故郷の海のやどかりぼうやが、自分にあいたくて泣いている声なのだと、涙ながらに告げるのでした。そうたは、貝を海にかえそうと勇気をふるいます。
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読んであげるなら
5・6才から
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自分で読むなら
小学低学年から
カテゴリ | : 読みもの |
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定価 | : 1,210円(税込) |
ページ数 | : 64ページ |
サイズ | : 22×16cm |
初版年月日 | : 2024年05月10日 |
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ISBN | : 978-4-8340-8786-4 |
シリーズ | : 福音館創作童話 |
その他の仕様 +
みんなの感想(1件)
祖父の家が島だったので、子供の頃を思い出して手にとりました。なつかしかったです。実際になじみがないと海で遊ぶことの想像は難しいかもしれませんが、優しくあたたかい世界を想像してほしいなぁと思いました。そうたくんのがんばりもほめてあげたい。
もこもこさん
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