ふゆごもりのまえに
雪景色を見たいと願ったハリネズミのお話。
吹く風が冷たくなり、雪の季節が近づいてきました。小さなハリネズミは、農場を歩きながら、いろいろな動物たちから雪景色の素晴らしさを聞かされます。ハリネズミは雪をみたいと願いますが、凍えるような夜がやってきて、自然と目がふさがってしまいます。ところが、その様子を農場の娘が見ていて、ハリネズミを暖かな家の中へ連れていきます。翌朝、目を覚ましたハリネズミが目にしたのは、見事な雪景色でした。それから毎日、ハリネズミは窓外の雪だるまや橇を見て過ごします。
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読んであげるなら
4才から
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自分で読むなら
小学低学年から
カテゴリ | : 絵本 |
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定価 | : 1,540円(税込) |
ページ数 | : 32ページ |
サイズ | : 22×27cm |
初版年月日 | : 2020年11月05日 |
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ISBN | : 978-4-8340-8520-4 |
シリーズ | : 世界傑作絵本 |
その他の仕様 +
みんなの感想(5件)
絵がステキなのと、物語が優しいので買いました。
津島 禮子さん
書店にてクリスマスに関する絵本を探していたところ「ふゆごもりのまえに」が目にとまりました。キャラクターの作品ものが多いなか、大人の私も楽しめる絵本は、日々忙しくしているなかでも、心がホッコリするやさしい作品でした。幅広い年代の方が楽しめる絵本を福音館書店で出版されているので、とてもうれしく思っています。
花ちゃんさん
一昨年まで小学校、中学校、児童センターで、図書ボランティアや読み聞かせボランティアをしておりました。でもコロナ感染予防のため活動は中止となり、公民館や図書館も閉館されました。趣味で折紙をしておりましたが、それも活躍する場を失い、今は大人の塗り絵を始めました。書店で参考になる絵本をと立ち寄って、すぐに目に入った絵本でした。丁度クリスマス時期でもありましたので、1ページ、2ページとゆっくりめくり、次第にやさしい動物達の表情が、心を暖かく包むようでした。いつかまた、ボランティア活動が再開された時には、ぜひ子ども達に読んであげたいと思いました。
篠原 真美子さん
お子さんの年齢:4才
絵本専門の古本屋さんで、とても状態良く素敵な「ぼうし」に出会い、J・ブレットさんを知り、「ふゆごもりのまえに」は本屋に行った時、偶然見て即購入しました。考えてみたら、冬眠する動物はハリーのような思いをもっているかもしれない。可愛いハリー、春の景色もとっても素敵よ!!J・ブレットさんの本が貴社から出版されたことがびっくりです。ありがとう!!
にゃんさん
小学校で読み聞かせをしています。ブレットさんの「ぼうし」も「サンタさんのトナカイ」も好きだったので、見た瞬間手に取っていました。でも絵に情報量が多いので、学校での読み聞かせには向かず残念です。息子は大学生なので、いつか出会える孫と一緒に楽しみたいです。今は私が一人でうっとりしています。
福島さんさん
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