たのしい ふゆごもり

冬ごもりの準備で忙しいくまの親子の温かいお話

お母さんと暮らすこぐまは、一人で眠れません。「一緒に眠るぬいぐるみを作って」とお母さんにお願いします。次の日、こぐまとお母さんは、冬ごもりの用意をしに、朝から出かけます。りすの子と木の実をとり、おじいちゃんとはちみつとり、かえるの親子とさかなとり、やまねの親子と綿つみ、最後はきのこをとって、おうちへ帰りました。ごちそうを食べたあと、お母さんはぬいぐるみも作ってくれて、冬ごもりの準備ができましたよ。

  • 読んであげるなら
    4才から
  • 自分で読むなら
    小学低学年から
¥1,320(税込)
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基本情報

カテゴリ
絵本
ページ数
36ページ
サイズ
25×25cm
初版年月日
1991年10月25日
シリーズ
日本傑作絵本
ISBN
978-4-8340-0749-7
テーマ
秋を感じる絵本/クマの本/【1年生・教育出版】 国語教科書採用R6/寒い冬にこたつで読みたい本

みんなの感想(4件)

くまのおやこのたのしいふゆごもりの準備の様子が生き生きと描かれています。文と絵がぴったりで、声に出して読むのがとても自然でした。どんぐり集めも、はちみつ採りも、お魚をつかまえるのもこんなに楽しいことなんだ!と昔、子供と読んでいてワクワクしました。はちみつをとるときのお母さんの力の入り方が背中に現れていて、かっこいい!一面のわた畑の風景は、写真以上に忘れられない風景です。ふゆごもりするときはおともだちともしばらく会えなくなるのかな。でもおんなのこもちゃんとお手伝いしましたよ。ともだちのことを考えながらちょっぴりね。お腹いっぱい食べてあったかくして、子どもが幸せな気分でお布団に入れる幸せ。世界中の子どもたちにかなえてあげたいです。

図書館の分室で読み聞かせに使わせていただきました。お母さん熊と小熊の女の子の会話でどんどんお話が進んでいきます。読み進めるにつれて、どんどん静かになって、だれもいないかと思うくらいしーんとなりました。ストーリーの中に入り込んでお話を楽しんでいたようです。寝る前に読んでもらったらうれしい1冊だと思いました。

熊の親子の冬ごもりの支度は、木の実や魚、はちみつ、綿にきのこをどっさり集めて帰って・・・母さん熊がたのもしく働く横で(大した働きはできないながらも)見よう見まねで手伝う子熊がかわいい。うちに帰れば帰ったで、たっぷりごちそうつくって、寝るしたくも万全にして、夜長を楽しもう。テーブルに並んだごちそうも、親子の寝床もとってもすてきで、はじめからおわりまで母さん熊の愛があふれていて、わたしもこんな冬眠してみたいなぁ! とうらやましくなってしまうお話でした。

冬の読み聞かせにぴったりの絵本でした。木の実、蜂蜜、魚、綿花、そしてきのこと冬ごもりに必要な食べ物を調達していくクマの親子。このクマの女の子何歳くらいなんでしょう?ちょうど子供でいうと息子くらい、あるいはちょっと下くらいのような気がしちゃいます。だって、お手伝いをしているはずがその場にいるほかの動物達と遊び出しちゃう。でもちょっとだけどやっぱお手伝いした分がある。子供そっくりな行動に、読んでいてほんわかしちゃいます。息子も絵本と一緒になって「この木の実きれいだね~」とか、「小さな入れ物、ここにみーつけた」などなど、楽しんでいました。そして最後は人形と遊んでいるくまの子。うちの子も男の子なのにぬいぐるみが大好きなんですよね。疲れてこっちが先にねちゃったりすると、ぬいぐるみと遊んでいたり、歌を歌ったりして、夜の時間を楽しんでいます。温かい感じがとっても素敵な絵本でした。

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