野生のロボット

野生のなかで生きるロボットの運命は?

あらしの夜、五つの木箱が無人島に流れついた。中にはどれも新品のロボットが一体ずつ入っていたが、こわれずに無事だったのは一体だけだった。偶然スイッチが入り起動したロボット=ロズは、島で生きぬくために、野生動物たちを観察することでサバイバル術を学んでいく。はじめはロズを怪物よばわりしていた動物たちだったが、ひょんなことからガンの赤ちゃんの母親がわりとなったロズが子育てに孤軍奮闘する姿を見て、しだいに心をひらいていく。すっかり野生のロボットとなったロズのもとに、ある日、不気味な飛行船がやってきた……。

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    小学中学年から
¥2,090(税込)
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基本情報

カテゴリ
読みもの
ページ数
304ページ
サイズ
22×15cm
初版年月日
2018年11月15日
シリーズ
世界傑作童話
ISBN
978-4-8340-8356-9
テーマ
小学中学年からの読みもの/【読み物】シリーズもの1冊目/【5年生・光村図書】 国語教科書採用R6/【4年生・教育出版】 国語教科書採用R6

みんなの感想(7件)

感想は、2巻とも読んでいるときに、どきどきしたりしておもしろかったです。そして文字が小さくてぶあつかったので、いっぱい長い間よめたので、よかったです。 次の野生のロボットの映画もきたいしています。

この本は、とってもわくわくドキドキして、でもなんか心があたたかくなるような本でした。最初は感情も心もなかったロズが、最後は森のみんな、そしてキラリを守るために他のロボットにていこうするのが、とっても感動しました!めっちゃおもしろくて楽しかった! 作者の人にこの本では「ロボットも感情があっていい!」ということや、家族のあたたかさについて学びました。そして、絵がめっちゃいい!!! 文も絵もしてるなんてすごい! これからも本をたくさんかいてください! ぜったいよみます! 私は今、みじかいいくつもの話がまるごとのっている本にハマッてます! ぜひ、そういう本を出してくれたらいいな~と思います!!!

野心の中にファンタジー的な世界で 生きていくロボットと無人島の生きものたちの共生 。 のびのびとした中に未来に「あるある」を体験する。 口(くち)から口(くち)へ伝えたい。 ボロボロになるまで読みたい。 ッこみたくなる 。 トんでもない小説です。

ピーター・ブラウンの本書、面白くて一挙に読んだ。続篇のThe Robot Escapseも、同じ前沢氏の訳でぜひ刊行してほしいと思いました。

レコ2がたきの上から落ちてこわれる所がおもしろかった。一気に全部読んだのは初めてです。一章が短いから読みやすい。(続編が早く読みたいと息子は言っています。とても楽しかったようです。母)

タイトルと絵に惹かれたぼくが読みたかったのもあるけど試しに息子に読み聞かせてみたところ、章で終わるごとに「それからどうしたの?」と聞いてくる。きっと彼の頭に世界が描かれてるんだろう。彼に急かされるまま読み進んだ。ぼく自身あたまっからぐんぐん引き込まれた。途中で、タイトルを読んだだけでアレコレ妄想が膨らんで、胸が苦しくなったり読むのが怖かったりした。ぼくらの実世界とどこか地続きな世界観だったことが大人にもいいんじゃないかな。閉じた世界から広大に広がって行きそうな展開を予感させながら物語は突然終わったので、「おわったの?」と息子は言った。どうも続きがあるようですね。うわあ知りたいような知りたくないような。

6歳の娘に読み聞かせ、クライマックスでは親も一緒になって泣きました。ひとつひとつの章が短くて、時間のない時でも区切りながら、少しずつ読み進めることができていいです。原作では続編があるので、今から翻訳を待ち望んでいます。

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