地球を旅する水のはなし

ぼくが今、飲んだ水、どこからきたのかな?

地球規模の水の循環を、詩情ゆたかな文章と繊細なイラストレーションでつづる科学絵本。太古から今まで、同じ分量の、同じ水が、あらゆる場所を旅しながら、生きとし生けるものをうるおしてきました。液体、気体、固体……さまざまに姿を変えながら、地球上のあらゆる場所をめぐり、いろいろなものを運ぶ水。そしてこれからもずっと、水の旅は続くのです。水文学を専門とする著者による巻末解説も読みごたえがあります。

  • 読んであげるなら
    5・6才から
  • 自分で読むなら
    小学中学年から
¥1,540(税込)
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基本情報

カテゴリ
かがく・図鑑
ページ数
40ページ
サイズ
31×22cm
初版年月日
2017年09月10日
シリーズ
福音館の科学
ISBN
978-4-8340-8351-4
テーマ
電子版

みんなの感想(11件)

水の旅を通じて地球の誕生、時の流れ、水の働き、すばらしさに自然とふれ、自分自身の今、目の前にある事象を新しい目で見ることができるようになる。絵の作り出す雰囲気にも後押しされて、この本の素晴らしさを子どもたちのみならず、大切な友人に伝えたくなる一冊です。

水の旅を通じて地球の誕生、時の流れ、水の働き、すばらしさに自然とふれ、自分自身の今、目の前にある事象を新しい目で見ることができるようになる。絵の作り出す雰囲気にも後押しされて、この本の素晴らしさを子どもたちのみならず、大切な友人に伝えたくなる一冊です。

地球上における水の循環の様子が実に分かり易く、的確に表現されています。しかも単なる説明文ではなく、1編のうつくしい詩になっていますね。絵もきれいで楽しく、想像力を広げてくれます。この本を開いていると楽しく浮き浮きした気分になり、見飽きることがありません。遠くに住んでいる孫たちが我家に来た時に、手にとって読んでくれればいいと願っています。

科学の本だけあって、細かく順序良く説明してあり、生徒にもわかりやすかった。

雨ひとつぶが世界のどこかを時空をこえて旅をして、森と海をつなぎ、生きものの生活をくまなくつなげていることをわかりやすく、目の前に浮かぶような文体で説明してある良い絵本でした。あとがきも、身近に面白くわかりやすい書き方で、難しく思える科学や地理の知識を説明してあり、ぐいぐい楽しく読めました。地球儀に対してビー玉くらいの水しかないとは!大切な水について改めて理解を深められてよかったです。

とてもやさしいタッチの絵でひきつけられました。文の内容は学問的ですが、それを楽しく表現されていてあきません。

絵を担当された曽我さんのお父様とおば様が実母と知り合いで、母からのプレゼントで本を知りました。8歳の娘は「うわぁ!すごくキレイな色の絵!」と絵を気に入り、4歳(年中)の息子にはまだ少し内容的には難しいようでしたが、絵にひきつけられて「これ読んで!」とお気に入りの1冊になりました。小学校の読み聞かせTimeに読んであげようと思っています。

表紙からスーッと吸い込まれていく様な、気持ちが癒やされ優しくなれるそんな絵、まだ5ヶ月で読み聞かしても理解はできないでしょうが、ページを捲って見せるとジーッと見入っています。この頃から絵を見せ、読み聞かせていればきっと良い事と思います。

この本をご担当なさった曽我市太郎様の絵のすばらしさ、この本への想いが伝わり胸が熱くなりました。地球を守り、子供達に希望を持たせつづけるために、曽我さんのような方、この本の作者全ての関係さんの想いが生きつづけないとなりません。ありがとうございます。

私は、この本を読んで水がどこから来るのかを知られてよかったです。そして地球がサッカーボールぐらいだったら水は、ビー玉1つ分ぐらいと知ってびっくりしました。私は、よく水がなくならないなと思いました。水は、植物や、生き物、人間が生きるためにとても必要なものだと知りました。だから、水が無駄にならないように、していきたいです!

科学絵本でありながら、壮大なロマンを感じさせてくれる素晴らしい絵本です。分かりやすい文章と、丁寧に描かれた素敵な絵の数々も愛おしく、水の尊さを実感できます。著者による水の循環に関する解説もとても興味深いです。

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