恋する娘のために冠をはずした王さまのお話。

昔、ガラスでできたお城に、ちいさな王さまが住んでいました。王さまは、庭師の娘に恋をします。「君が女王さまになってくれたらいいと思うんだけど」でも、おつきの者たちは大反対。そんな娘はいけません、その子は冠を持っていません! と。そこで王さまは考えました。「そうだ、僕が王さまをやめればいいんだ!」そうして冠をとってしまった王さまは、それからずっと、娘とふたりで仲良く幸せに暮らしましたとさ。

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基本情報

カテゴリ
絵本
ページ数
28ページ
サイズ
17×17cm
初版年月日
2017年04月10日
ISBN
978-4-8340-8281-4
テーマ

みんなの感想(3件)

4月12日の朝日新聞の夕刊で「ブルーナさんの絵本新たに翻訳出版」という題名の記事で「おうさま」が出版されることを知りました。早速丸善に電話して在庫があるということなので、娘に買ってきてもらいました。幼児期に図書館で「りんごぼうや」を初めて見て、「うさこちゃん」が、ずっと心に残っていて、大人になっても心の中の大切な存在でした。うさこちゃん以外のテーマで「王位を捨て恋人と一緒になる」(朝日新聞の記事より)ということを知って、「おうさま」に心惹かれました。裏表紙がそらまめのような緑色の双子のような恐い感じの女性の顔でギョッとしましたが少ない枚数で、これだけの構成力に驚きました。嫌な感情というものをどうやって処理するのか、強い意志を感じました。今回出版ありがとうございました。

1969年生まれですが、母がはじめて買ってくれた絵本が「ゆきのひの うさこちゃん」と(¥250)「いないいないばあ」 で、今も大事に絵本コレクションの書棚に「ちいさなうさこちゃん」とて1冊のみ並んでい、綴目が最後の方のページは破れかけていますが、帰宅すると手にとって読み返しています。「うさこちゃんのだいすきなおばあちゃん」も大好きな1冊です。「おうさま」は、ブルーナさんの愛の心が感じられる新感覚の作風だなと

ミッフィーシリーズが好きで集めています。全部集めたいのでチェックリストなどあったら嬉しいです。

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